結構、前のことになりますが、安倍元首相の突然の退陣劇。


文芸春秋では、潰瘍性大腸炎のことを告白しています。


でも、結局、退陣間際は、


機能性胃腸障害だったと言っているように読めたのですが。


結局、潰瘍性大腸炎が悪化したわけじゃなくて、


悪化しそうな不安があって、機能性胃腸障害になったんだよ・・・


っぽい内容だったような。


まぁ~どっちにしても、潰瘍性大腸炎で入院歴もあるのに、


政治家になり、そして首相にまで登りつめたことがすごいです。


権力者は、医療体制もきっと恵まれているんだろうな・・・と


ちょっと思ったりもする。


むしろ、立場を生かして、潰瘍性大腸炎の患者の代弁者になって欲しいな、と


思うのですが、そういう動きは見えないような。


病気をきっかけに、仕事の責任を放棄したという面では、


私も同じようなことをしたので(社会的影響は皆無ですけど)、


「体調をコントロールできなくては社会人失格だ」、と言う世間の声は、


私の心にも突き刺さります。


潰瘍性大腸炎は、つい頑張る性格だからこの病気になるのかもしれませんが、


それにしても、やっぱり、読めない要素も大きいと思うのです。


「じゃ、どう体調をコントロールしたらいいの?


 緩解期にどれくらいセーブすれば、再燃しない?


 再燃したら、どれくらいセーブすれば、緩解するの?」


「緩解期に、仕事を周りよりセーブして、不思議がられない?


 それでも再燃した時、どうすればいい?」


誰にもわからないのが、つらい。