人として必要なのは「教育と教養」だと言われています。

なんで、こんな難しい算数や化学を学ぶのだと思っていました。

なんで、こんな難しい漢字や英語を学ぶのだとおもっていました。

たしかに特別、役立ったものはないような気がする。

そしたら、16日の読売新聞夕刊の「よみうり寸評」にこんな言葉が載っていた。

『充実した老後の秘訣として定着してきた言葉に「キョウイクとキョウヨウ」がある。』

老後の場合は、「教育と教養」ではなく、「今日行く所」と「今日の用事」

まあ、

ようするに、生活にハリが必要だというのだ。

今日、行く所は、病院でもスーパーでもいいのです。

今日の用事は、年金を下ろすことでもいいのだ。

近所の独り身の男に言われた「旦那は、いいですね。しゃべる相手がいて」

老人会の切り絵教室で言われた「次は、何を切るのか、楽しみなんです」

リハビリで、今日はあそこまで歩いてみようでもいいのだ。

「何かをする」「○○へ行く」

これがハリなんだ。