「夫がなかなか話し合いに応じてくれなくて
本当の気持ちがよくわからない」
とおっしゃっていました。
何を隠そう(！？)
この私も、
少し前まで全く同じことを思っていました！
私の夫は
「話し合い」
というのが苦手なのでしょう
何か話題を投げかけても
返事がとても短いのです。
私は長い間
この短い返事に不満を持っていました。
これでは
自分の気持ちを理解してくれているのか
本当はどういう気持ちでいるのか
よくわからない。
そう思っていました。
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けれどこの頃
自分自身の内観を
繰り返しているうちに
気がついたのです。
私が夫に求めていた
「話し合い」
というのが
実は
私の話を聞いてほしい
私を理解してほしい
私を応援してほしい
…
という
私の「エゴ」でできていることに。
だとしたら。
それを押し付けられるのは嫌だろう
それをされたら黙ってしまうのも当然かな
と思い
あえて私から「話し合おう」とするのを
やめてみました。
すると
夫の
「言葉」だけではなく
「私にしてくれている行動全体」が
感じられるようになったのです。
最たるものは
私のやりたいことを
いつも黙ってやらせてくれているということ。
もしかして内心反対しているのかな？
と感じる時でさえ
何も言わず
「いいよ」
と言ってくれるのです。
これって本当にありがたいことだし
懐が深くないとできないことだなぁ・・・と。
それに気がついたら
私の気持ちは
夫への尊敬と感謝で満たされていました。
そして
「返事が短い」
などという不満は
自然に消えてしまいました。
何かに不満を感じるとき、
つい、
置かれている環境や
相手の態度に原因を求めたくなります。
けれど、
不満を感じているのはあくまで自分。
だから
何が不満なのか
どうして不満なのか
よくよく観察して
自分の中にある
「本当の気持ち」
を見つめると
そこに解決の糸口があるかもしれません。
環境や他人を変えることはできなくても
自分がどう感じるかは自分次第。
どんな不満があっても、
それを解消するヒントは
自分の中にきっとある。
そう、思いました。
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