映画『存在のない子供たち』試写レバノンで生まれた女性監督が、子供の視線と言葉を通して、貧困と無知、無教育を描く。鶏と家賃のために11歳の娘を、男にわたす両親、出生も身分証明書もない子供たち。こころを素手で抉られるような現実感の衝撃に、ノックアウトされ続ける。子供たちのつぶらな瞳に、一筋の光をみつけて、こころを落ち着かせるしかなかった。すごい映画でも今この時も子供たちは飢えている7月公開覚悟して見てほしい