映画『花筐』試写人生において、見ておかないといけない映画が、何本かあると思う。そのひとつに出会った。それが映画『花筐』檀一雄氏の小説『花筐』を元に大林宣彦監督、脚本監督で、40年もまえに構想されていて、今映像となり完成した。2017、平和を忘れようとしているきな臭いこの年に、完成したことが、偶然ではなく、大林監督の体温と叫び、今伝えなくてはいけない言霊にしっかりと感じ取れて、ずっしりと、心に染み込む映画だった。とにかく、何も言わないから、3時間弱のこの芸術をじっくりと心で観て。観なくてはいけない。すべての世界中の皆で。12月16日公開,大林宣彦監督の心に触れに行こう。