ひとりで映画を
見るようになり、はじめて
大好きになった監督が、ヴィム ヴェンダース監督だった。
「ブエナビスタソシアルクラブ」
の心揺さぶる映像、忘れられない。
その名前を
パンフレットのなかに見つけて、
ぜったい見に行かないとと
思った。
この映画を。
「ラストタンゴ」
マリア ニエベスとフアンカルロスコペス。
今は老いてそれぞれに
人生を
歩むふたりに、
インタビュー形式で、
タンゴ人生を
語ってもらい、プロタンゴダンサーが
その感情を
タンゴで表現し、美しい映像として
ストーリーが進む。
美を、
超越した芸術的タンゴダンスに。
女性からみた
タンゴ、
男性からみたタンゴへの情熱、生きかたが
きっぱりと描かれている。
マリアさんが
かっこいい、ひとりの人として
芸術家として
プロのタンゴダンサーとして、
言葉ひとつひとつが、
ドンと
私たちの心の扉を開け、楽にしてくれる。
ぜひぜひ
女性必見!
もしかしたら
男性には、
このあっぱれな生きかた、わからないかも。
とにかく
マリアさんがかっこいい!
私たちも、
しなやかに強くなれそうな映画
7/9公開。