à la recherche de l'amour
~愛を探すひと~最終回33
原作無視の、現代版オスカル、アンドレたちの物語33最終回です。
(あ!番外編もありますので、この連載がおわりましたら、改めて、番外編を掲載致しますね✨💖)
●下記に、企画告知あり!ぜひ読んで下さいませ●
アンドレの店名はブーケ ド サボン
bouquet de savon です。
2人はパワースポットのセドナから帰り、パリに戻りました。 愛を確かめ合った2人。
が、撮影で向かったロサンゼルスで事件が起こり… そして、ロンドンでの撮影から帰ったオスカルを、抱きしめるSABON職人のアンドレ店長。
オスカル、会社設立、
オスカルの妊娠発覚。
アンドレが刺された!
天使のような子供が生まれた💖
など!色々起きてます。
時々R-18があったりしますが、2人の自然体のまま心のままの動きを、自然体で書きたいと思います。
映画を見るように、読んでくださいませ。
あ、そうそう昨日なに食べた?みたいな雰囲気が好きなので、そんな感じでしょうか
●こちらから、当方のTwitterのフォローをされる場合は、必ず「pixivを見てきました」と、一声コメント下さいませ(._.)
●宜しくお願い致します。
●SABON職人のアンドレが、オスカルの為にとこだわって作った、
sabon de Oscar
savon de andore
私の手です。
ずっと自分のsabonを使っていますので、
シミ、シワなし。
どちらも、フランス製のオーガニック フラワーオイル(頭、顔、身体にもどこにもつけられる、天然フラワーオイル)ですが、
オスカルの香りは、薔薇と他の華やかなフラワーを合わせた、花束💐みたいな香り。
アンドレの香りは、そのオスカルの香りと、(オスカルと寝た後のような、ブレンドされた香り💖きゃ〰️✨こちらはかなり人気です💖)
フラワームスクをブレンドした、
つけたら、 ああ、もうアンドレ…
と、言う香りです。
話を戻して(笑)
↓
と言う石鹸を小説内で作ります。オスカルと共にラブラブで制作するオスカルをイメージに制作したSABON。
このイメージを現実で体験して頂きたいと思い、 数量限定で、Twitterの方で予約販売中です。 Twitterでは告知済みです。
●ご予約先着10名様に、pixiv ベルばらパロの作家ノバラ様と共作させて頂きました、セドナでオスカルとアンドレがヌードで写真を撮られたシーンのイラスト(カラー印刷A3サイズ)ポスターをプレゼントさせて頂きます!●
●ご感想、たくさん頂き誠にありがとうございます(._.)● 2023年1月から🟣🟣年以上ぶりに絵の復帰をした時に前々から描きたかったオスカルがスーパーモデルだったら…
あちこちの女性誌の表紙を飾り、ヨーロッパだけでなく世界中にファンがいるようなスーパーモデルだったら…と、
描きためたオスカルの絵をモチーフに
春前から少しずつ構想をしていました
小説を書く事は2023年4月から24年ぶりに再開しています。
詳しくはプロフをご一読くださいませ
そして アンドレの職業は… 実は私の個人事業の内容です(笑) 一番今、私が詳しく知っている職業であり、大好きな作業、夢のある事業だと確信しているから。
アンドレにこの仕事をやってもらおうと思いました。
なので、アンドレが仕事の説明をしているセリフは、私が言っている事と全く同じです(笑)
私も、石鹸のオリンピックと呼ばれるソーパーズ カップで2度優勝しています。
ただ、コロナ禍になってから出店を控えて、tweetでオーダーを受けています。
ああでも 石鹸の他に、ハンドメイドアクセサリーを作ったり、客寄せの為に(めちゃ当たる事で有名なんです)占い師もしているトコは小説のアンドレとは違うかな(笑)
今の私だから、書ける所まで気長に書いてみようと思います。
そして!いいね。や 嬉しい、楽しいコメント頂き、本当にありがとうございます!
では、どうぞ〰️✨
~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹
https://ameblo.jp/kyoko-tonou1224/entry-12854987263.html
↑前回のお話
オスカルは愛息子リュネが3歳を迎えた、
その日。
突然、新聞記事に
「モデルとしては一旦、休業をする」と、
発表した。
「家族との時間を最優先にしたいのと、当方のモデルエージェントの若きモデル達の育成に力を注ぎたい」と追記した。
その朝、新聞を開いてみて、驚きながらも、
いつかはこの日が来るだろうと思っていたアンドレは、
一通り記事を読むと、新聞を畳んだ。
アンドレには相談はなかったが、オスカルは自分で決めたいと以前から言っていた話だったからだ。
「おはよう、アンドレ」
寝室から、フリルいっぱいのネグリジェに、白い、ふわりとしたロングニットカーディガンを着たオスカルが、あくびをしながら出てきて、そう言った。
リビングでカフェオレを飲んでいたアンドレは、
「おはよう。カフェオレ飲む?」
と尋ねる。
「いい香り…飲みたい」
と、おはようのキス。
アンドレが立ち上がってキッチンに消えたあとオスカルは、新聞の自分の記事を読んだ。
これで良かったんだ。
ちゃんと子供達の成長を見ていきたい。
毎日、母親らしい事をしてやりたい。
そして、子供達が自立して、もし私の需要があれば、またモデルに復帰しよう。
いつでもいいんだ。
焦らず。
私の歩幅で。
「どうした?ぶつぶつ言って」
アンドレが湯気の立つマグカップを持ってきた。
「ああ、独り言」
「そう。あ、記事を読んだよ。この前話してただろう?この決断で、オスカルは良かったのか?後悔しないのか?」
「私はモデルの前に、2人の母親だから。これからはアンドレと、私と、メイド達に助けられながら、子育てをしたいんだ。後悔は…ない」
「うん」
「それと…」
「それと?」
アンドレがカップに口をつけると同時に、オスカルが言った。
「ずっとお前の傍にいたい」
アンドレは思わずカフェオレを吹いた。
「アンドレ!そこは笑うトコか?」
「あはは…!いや、ごめん。だっていつも一緒にいるよな、と思ったから」
「そーゆー意味じゃなく!私は仕事でちょくちょく出かけるじゃないか?その時は、アンドレとメイド達に何もかも任せっきりだった。私は、お前と一緒に料理も作りたいし、子供たちと家族4人でお風呂にも入りたい」
「そうか…。じゃあ、バスタブを広く造り直さないとな」
ニコニコ笑いながらオスカルに言う。
ああ、この笑顔。
幸せいっぱいのアンドレの笑顔。
これだ。これなんだ。
この笑顔を見るのを1つでも、取り零さないようにしたいんだ。
愛しい夫の。
「2人の時間を、もっと増やそう。家族4人の時間をもっと増やそう。そうしよう、オスカル」
「うん」
アンドレが彼女に優しく口づける。
カフェオレの優しい香りと共に。
それから。
3年後。
2030年長男のリュネ・フランソワ・グランディエは、6歳になり、
自分の意思で、オスカルのモデルエージェントに入って、子役モデルと俳優を始めた。
長女のローズ・シャロン・グランディエも、
5歳と言えど、プチオスカル、と言われる程の美貌の少女になり、
彼女もまた、オスカルとモデルエージェントに入り、子役モデルと、某有名映画監督に誘われて、女優として映画デビューと、
ドラマにも出演している。
アンドレ、オスカル夫妻は、最初は躊躇したのだが、2人の子供には才能があると絶賛され、
2人は最初は仕方なく承諾したのだが、俳優、女優として人気が出てきて、
逆にオスカル、アンドレは驚いた。
「本当に私たちの子供か?映画館でみたあの演技。2人とも、堂々としてて、心底驚いた」
オスカル、アンドレ夫妻は、2人がテレビで堂々とインタビューを受けている映像を見ていた。
「セドナのキャロルが言ってたのって、この事じゃないのか?もしかして……」
アンドレが我が子達が出ているテレビを見ながらそう言った。
「キャロルが言ってた、(この子は、幸運をもたらす力があるわね。今からもそうよ。親の2人が驚く位の)と、言ってた事か?」
「そう。だって、オスカルなら分かるけど、父親の俺はただのsavon職人だよ?」
オスカルは、良くいう!と笑った。
「アンドレだって、ここ4年間、savon職人の世界大会で連続優勝して、殿堂入りしているじゃないか。それだって、すごい事だと思うけど」
「まあ、ありがたい話だけど…でも、俺は役者でも、モデルでもないし」
オスカルは、最近マイブームの、ローズジャムティーを飲み干した。
2人同時に
「誰に似たんだろうな」
と、言い、顔を合わせて大笑いした。
そして。
その年に、オスカルは再びモデルを復帰した。
復帰宣言をした途端に。
出演依頼が、欧州だけでなく、世界中の有名デザイナーからのオファーが舞い込んでしまい、絞り込む事はせず、全て時期をずらしてもらい、一年かけて世界中を飛び回り、
ランウェイを賑わせた。
オスカルたってのお願いで、アンドレがマネージャーのベルナールと一緒に、ランウェイの旅に同行していた。
とにかくアンドレがランウェイの客席にいると、オスカルのポージングもエロティックになったり、可愛くなったり、クールになったりと変幻自在の表情を見せるので、
専属カメラマンのアランが、楽屋から、ステージ、ランウェイでのスーパーモデル オスカルの魅力的な表情を撮影した写真集も発表され、
これもこの年で世界一売れた写真集になった。
若手モデルたちからは、この写真集はバイブルになり、表情力の参考書、とも呼ばれ世界中の芸能界、モデル界でも人気を博した。
もちろんこの写真集の売り上げも、アランの取り分以外は、孤児院や、難病の子供たち、また、紛争の絶えない国の子供たちにも全て寄付された。
夫のアンドレは、そんな彼女の凛としたぶれない姿勢や行動力を褒め称え、いつも見守っている。
2023年の初夏に2人は蚤の市で出逢い、7年。
愛を育み。
オスカルが精神的に大変だった時は、必ずアンドレが支え…アンドレが蚤の市で刺された時は、オスカルは献身的に彼を支えた。
たまには喧嘩もしたけれど。
これ程、互いを思いやる事が出来て、またその想いが広がり、色んな弱者の立場の人達を、
2人はずっと支え、援助している。
それは売名行為でもなんでもなく、当たり前のように2人は他者へも愛情を注いだ。
それが私達のライフワーク。
2人は、いつもそう考え、活動している。
2人の子供
リュネ・フランソワ
ローズ・シャロンも 、両親の行動を自然と学び、モデルや映画、ドラマの出演料の一部を、寄付するようになっていった。
そして、家族4人はフランスで、世界中に貢献する一家としてフランス政府から表彰を受けて欲しい、と依頼が来たが、
オスカルは、これは好きでやっている事なので…と、やんわりと辞退してしまった。
アンドレも同じ気持ちだった。
オスカルはふと昔を振り返る。
小さな頃から孤独で、自分は独りだと、愛情に飢えていた悲しい人間だったが愛と言うものカタチのないものを手探りのように探しもがきながら生きていたあの頃。
そして、本当に愛する人を見つけて愛され、
子供が産まれ仕事がますます成功し
アンドレのsavonが大好きになり
そこから、サスティナブルな思考に代わり、自分がどんどん成長していくのを実感した。
愛を探していたら
いつの間にか様々な人達が愛おしい存在になってゆく。
これが、究極の愛なのかも知れない…
バスタブで、アンドレが作った
savon de Oscar (サボン・ド・オスカル)
savon de andore (サボン・ド・アンドレ)を、
目一杯子供たちと泡立てながら、
「ママン、いい香りね」と、リュネとローズが泡で遊んでいるのを笑顔で
「パパが作ったsavonだからね、世界一だよ」
と、ウインクすると
「パパ〰️!ママンがノロケてるから、早く入って来て〰️!」
の、ローズの声に
「今からそっちに行くよ〰️!」と、
料理の片付けを負えたアンドレの声が聞こえる。
「アンドレ!この子達に泡まみれにされるから、気をつけて!」
と、頭から足先まで、全身泡だらけになったオスカルは、笑いながら、今から入ろうとする夫に楽しそうに忠告をした。
「了解!さあ、パパもお風呂に入るよ〰️!」
2人の子供たちが嬉しそうに歓声を上げた。
そんな愛おしい瞬間をオスカルは、笑顔で見守っていた。
この先もずっとずっと
永遠の深い愛を探しながら
この家族はきっと
世界の価値観を変えていく一家になるのかも
知れない。
à la recherche de l'amour
~愛を探すひと~第 34 話最終回
~fin~
Merci beaucoup d'avoir lu pendant six mois ♥️Notre histoire d'amour sera éternelle.je souhaite notre bonheurPuis-je le partager avec vous pour toujours.Oscar & Andoré 💋
(pixiv連載中のメッセージ)↓
半年の間、読んで頂き誠にありがとうございました♥️僕らの愛の物語は、きっとずっと、
これからも永遠です。
僕たちの幸せが、どうか
皆様と永遠に共有できますように。
Oscar & andore 💋
長い間、
(半年)ご拝読頂き誠にありがとうございました!アンドレは、これからもsavonを作り続けます。(アンドレのレシピで、私が作ってます(笑)
詳しくはイラストの方でアップしております説明をご覧下さいませ(^.^))
オスカルも、もちろんモデル界をこれからも牽引して行きますよ。
最終回だとtweetしたら、泣かれた方がおられたので、たまに、本編で書ききれなかったサイドストーリーを短編小説で書くと思います(^.^)その時は、どうぞよろしくお願いいたします!
最終回を書いている時MISIAさんのアイノカタチをエンドレスで聴いていました。
2人の想いは、あの歌詞そのものですから。
ではでは!ありがとうございました💖