à la recherche de l'amour 

~愛を探すひと~30 



 原作無視の、現代版オスカル、アンドレたちの物語その30です。 



 もう30話⁉️ 



 後少しで終わります〰️✨😭 






 ●下記に、企画告知あり!ぜひ読んで下さいませ




●アンドレの店名は 


ブーケ ド サボンbouquet de savon です。



 2人はパワースポットのセドナから帰り、パリに戻りました。


 愛を確かめ合った2人。

 が、撮影で向かったロサンゼルスで事件が起こり…そして、

ロンドンでの撮影から帰ったオスカルを、抱きしめるSABON職人のアンドレ店長。 


 オスカル、会社設立、


 オスカルの妊娠発覚。 


 アンドレが刺された! 


 天使のような子供が生まれた💖 


 など!色々起きてます。


 時々R-18があったりしますが、2人の自然体のまま心のままの動きを、自然体で書きたいと思います。 

 映画を見るように、読んでくださいませ。 


 あ、そうそう昨日なに食べた?みたいな雰囲気が好きなので、そんな感じでしょうか



 ●こちらから、当方のTwitterのフォローをされる場合は、必ず「pixivを見てきました」と、一声コメント下さいませ(._.)●宜しくお願い致します。



 ●SABON職人のアンドレが、オスカルの為にとこだわって作った、


 sabon de Oscar 


 savon de andore 




















 どちらも、フランス製のオーガニック フラワーオイル(頭、顔、身体にもどこにもつけられる、天然フラワーオイル)ですが、


 オスカルの香りは、薔薇と他の華やかなフラワーを合わせた、花束💐みたいな香り。


 アンドレの香りは、そのオスカルの香りと、(オスカルと寝た後のような、ブレンドされた香り💖きゃ〰️✨こちらはかなり人気です💖)

フラワームスクをブレンドした、


つけたら、ああ、もうアンドレ…と、言う香りです。 





 話を戻して(笑) 



 と言う石鹸を小説内で作ります。


オスカルと共にラブラブで制作するオスカルをイメージに制作したSABON。 


このイメージを現実で体験して頂きたいと思い、数量限定で、Twitterの方で予約販売中です。Twitterでは告知済みです。


 ●ご予約先着10名様に、pixiv ベルばらパロの作家ノバラ様と共作させて頂きました、セドナでオスカルとアンドレがヌードで写真を撮られたシーンのイラスト(カラー印刷A3サイズ)ポスターをプレゼントさせて頂きます!● 



 ●ご感想、たくさん頂き誠にありがとうございます(._.)● 



2023年1月から🟣🟣年以上ぶりに絵の復帰をした時に前々から描きたかったオスカルがスーパーモデルだったら…あちこちの女性誌の表紙を飾り、ヨーロッパだけでなく世界中にファンがいるようなスーパーモデルだったら…と、描きためたオスカルの絵をモチーフに春前から少しずつ構想をしていました 


 小説を書く事は2023年4月から24年ぶりに再開しています。


 詳しくはプロフをご一読くださいませ 



 そしてアンドレの職業は…実は私の個人事業の内容です(笑) 


一番今、私が詳しく知っている職業であり、大好きな作業、夢のある事業だと確信しているから。 


アンドレにこの仕事をやってもらおうと思いました。 

 なので、アンドレが仕事の説明をしているセリフは、私が言っている事と全く同じです(笑) 


 私も、石鹸のオリンピックと呼ばれるソーパーズ カップで2度優勝しています。


 ただ、コロナ禍になってから出店を控えて、tweetでオーダーを受けています。


 ああでも石鹸の他に、ハンドメイドアクセサリーを作ったり、客寄せの為に(めちゃ当たる事で有名なんです)占い師もしているトコは小説のアンドレとは違うかな(笑)



 今の私だから、書ける所まで気長に書いてみようと思います。


 そして!いいね。や嬉しい、楽しいコメント頂き、本当にありがとうございます! 






 では、どうぞ〰️✨ 



 ~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹 







 アンドレ、オスカル夫妻と、


愛息子リュネがチャーター機でセドナに着いた9月15日。 


 ホテルにチェックインした後、タクシーで真っ先に向かったのは、

オスカルが全てから逃げるように17歳でここに降り立ち、一緒に過ごしたシャーマン 

キャロル・ミュー・ダグラス


   タクシーの中で、リュネが初めて見る大自然の光景に興奮しているのか、

キャッキャとアンドレの腕の中で大喜びしている。 


 「アンドレ、リュネがこんなに嬉しそうに…珍しいな」


 「ああ。普段はおとなしい子なのにな。セドナのパワーがわかるのかなあ?」


 「ふふ…。私が初めてここに来た時も、大自然の雄大さに興奮したが、リュネはまだ5ヶ月だ。それが判るなら、私たちも嬉しいな」 


「うん。リュネ?今からママンの大親友に会いに行くんだよ。お前を見てもらうために。楽しみだな」 

 アンドレの言葉が判るのか、リュネはオスカルに抱っこを要求してきた。

 「はいはい。リュネ、ママンのお膝においで。もう少しで着くからね」 

 ずっとリュネは笑っている。


 走る道の先を見ていた。車が止まると懐かしい、煉瓦作りの2階建てのお菓子の家のような造りの建物の前に降りた。 


 セドナで一番信頼のおける、シャーマンキャロル・ミュー・ダグラスの店舗件住まい。 


 オスカルは、フェンシングの世界的選手を17歳で引退した後、誰にも告げずにセドナに隠れ住んだ。 

キャロルの協力によって。


 あの2階の1室で、19歳の時にモデルスカウトされるまで、キャロルにセドナの歴史、

大自然の雄大さ、美しさ、人には抗えない運命、宿命がある事… 


 生涯、愛する人が現れる事…。


 教えてくれた言葉をオスカルは思い出していた。 



 アンドレがチャイムを鳴らそうとドアに近づいた時。ふいに、その扉が開いた。


 「おかえり。待っていたよ」 

満面の笑みで2人と幼子の来訪を歓迎していた。 


 「キャロル!」 

オスカルはキャロルを抱き締めた。


 「お久しぶりねえ。またまた美しくなって。結婚式の写真を送ってくれてありがとう。可愛いベビーも産まれたのね!おめでとう!」 


「ありがとう、キャロル。貴女のおかげです。この子はリュネと言います。ほら、リュネ、キャロルにご挨拶できる?」

 アンドレが抱いていたリュネは、キャロルをじっと見つめていたが、突然、キャッキャと笑いながら、キャロルに可愛い手を伸ばした。 


 「リュネは初めてキャロルさんと会うのに、まるでいつも会ってる人に手を差し出してるみたいだな」 

アンドレはその不思議な光景を見つめていた。オスカルは、ニコニコと笑っている。


 「キャロルは、不思議な人だ。みなキャロルと会うと懐かしさを感じるんだ」

 リュネを抱っこしていたキャロルは、幼な子の額にキスしながら言う。 


 「この子は、幸運をもたらす力があるわね。今からもそうよ。親の2人が驚く位のね」 


「何かみえるのか?キャロル」 

オスカルは、興味深い顔つきで、抱かれてるリュネを見た。 


「年齢を重ねてくれば、次第にわかってくるわ…あと…」 

リュネをオスカルに渡すと、キャロルはにこやかにオスカルに告げた。 


 「オスカル。女の子欲しくない?」


 「…え?…もしかして…」 


「そうよ。リュネも兄妹を欲しがってるわ。女の子をね。それはそれは、あなたのようにとびきり美しい、エンジェルのような女の子ね」


 「アンドレ…」

 オスカルは嬉しそうにアンドレを見上げた。


 「キャロルさん、それはいつ頃ですか?」 


「あはは!内緒よ。リュネが次の天使の女の子を待ってるの」 


 「リュネ、お前が女の子を連れてきてくれるのか?ありがとう、私の可愛い天使リュネ」

 オスカルは、抱いているリュネの黒い巻き毛にキスを繰り返した。 


 「さあ、中に入って。2階はオスカルが使ってた部屋にベッドを2つ並べたわ。隣の部屋も空いてるから、そこも使ってね。今夜は私の手料理よ」 


「ありがとう、キャロル」 


「そして、セドナの古式洗礼式は明日にしましょう」


 3人はキャロルの家に入って行った。





 「懐かしいな、この部屋。あの頃を思い出す…」

 オスカルは、薔薇の絵がいつくも飾られた広い部屋を見渡した。


 「ここに、17歳から19歳まで暮らしていた。キャロルにいろいろ教わって…。独りで寂しかろうと、言ってくれて、私が薔薇の花が好きだから、キャロルが描いてくれたんだ、すべて」


 オスカルは絵の額を優しく撫でながら、微笑んでいた。 

アンドレは、うとうとし始めたリュネをベビーベッドに寝かしつけて、オスカルの傍で絵を見上げた。



 「ここに住んでる人たちは皆、優しいし、心が広いよな。そして、自然と調和して暮らしている。前に来た時も、そう感じて自分が解放されたような気持ちになったし、なにより、お前への愛情を気づかされた場所だから…」


 オスカルはちらりと隣を見上げると、アンドレの手を握った。

 「あの時も言ったと思うけど…愛する人とこの地に来なさいと言われたんだ。ここに住んでいた時に。だから、アンドレと来たかった」


 「オスカル…」 


「お前と出逢うまで、ずっとハードなモデル仕事をこなしながら、必ずその日がくる。愛する人と出逢うとずっと信じて生きてきた。あのキャロルの予言がなかったら、もう死んでたかも知れない」 


「オスカル…」 


「19歳から14年もかかった…。長かった…。でも、待ってて良かった。信じて良かった。アンドレ、お前と言う最高の紳士に逢えたんだから」



 薔薇の絵を眺めながら、オスカルはアンドレの肩に頭を持たせかけた。 


「今が一番幸せ。平和で、仕事も会社も順調で。リュネも産まれて。世界で一番幸せ」


 「うん。俺も。今が一番幸せだ。いや…お前と出会った時から、ずっと幸せだよ」


 アンドレはブロンドをゆっくりと撫でながら、金色の髪にキスをした。 




 その時一階から「晩御飯にしましょう」と声がかかり、2人は眠っているリュネそっと抱き上げ、階下におりた。







 翌日。


 キャロルの家の神様をお祀りする祭壇の前で、リュネはセドナの神様とのご縁を結ぶ儀式を行った。 



 ネイティブアメリカンの古式の儀式でもあり、初めてみるアンドレは興味津々で、でも静かに見つめていた。 

 リュネはネイティブアメリカンの子供の衣装になり、顔には赤い塗料が数本塗られ、巻き毛の黒髪に深い緑の瞳には、とても似合っていた。


 オスカルもこの儀式を受けて、セドナの神様とご縁を結んだから、成功したと思っている。



 オスカルの膝の上で、嬉しそうに儀式を受けるリュネ。怖がりもせず、キャロルの祈祷の声に、何度も返事をするかのように、あぶあぶ、だーだーと言った。




 儀式は終わり、衣装も普段着になったリュネに、キャロルは

 「リュネ、あなたも大人になったら、世界一のスーパーモデルになるわ。オスカルが驚く位に」 

とリュネの頬にキスをした。


 「リュネは…モデルの職業を選ぶのですか?」


 「あら、だってもうデビューさせてるでしょう?本人はママンみたいになりたいって思ってるのよ」 


「生後5ヶ月で…」 


「この子はね、あなた達の元に産まれたいと、空からずっと2人の巡り合わせを待っていたのよ。この子は、セドナのたくさんいる神様の1人の化身なの。言葉も理解できるわ。まだ話せないだけで」


 アンドレは「やっぱり…」とリュネの手を持った。

 リュネがアンドレパパを見上げて、ニコリと笑う。

 「そうだよ」と、言っているように。



 「キャロル、ありがとう。パリに帰るまで、リュネにここの素晴らしい風景を見てもらおうと思う」 


 「そうね。リュネの心が喜ぶわ。きっと」 










 セドナ滞在最後の日。 



 アンドレパパとオスカルママンは、ベビーカーを押して、セドナ一番の街でお互いが求める買い物をした。 



オスカルは、もちろん大好きなヒッピー系ワンピースと、パワーストーン。木製のペンダントや、ネックレス。



 ワンピースは、可愛いブランド店が出来ていたので、あの石油王からもらったブラックカードで、スーツケースに入りきれない位に購入し、店から発送してもらう事にした。



 パワーストーンは、カッティングされた美しいものや、男性がつけるタイプのをお土産ようで大量に購入。



スタッフや、メイド、savonの正社員たち、ROSESの路面店の美人店員たちに渡す為に。



 アンドレは、savonの材料をセドナの取引先から、天然ハーブ、色んな蜂蜜、食材のドライフラワー等々。


食材用ドライフラワーは、煮れば華やかな香りと、色になる。


 それをsavonに使うのだ。


 リュネは、両親の買い物を楽しそうに眺めていた。





 「リュネ〰️!リュネにも、た〰️くさんお洋服買ったから、パリに帰ったら、お揃いで着ようね」

 とオスカルがベビーカーのリュネに伝えると、リュネは手を叩いて、まるで喜んでいるようだった。






 しばらくして。




 2人は、去年あの撮影をした場所に向かった。



 アンドレとオスカルが全裸になり、オスカルの目線のみこちらをむく、あの… 





 「アンドレ、懐かしいだろう?」



 「ああ。ひどく昔のようでもあるし、最近だったようにも感じるよ」 


「去年、ここでアランに撮影してもらって、2人ともずいぶん人生が変わった。私たちはお互いが身体の半身を見つけたと感じた。私はあの時、本当にそう思ったし、アンドレもそうだったと思う」 


「ああ。俺もあの時、そうだった。こんなにも深く愛せる人が愛してくれている、そう実感してた」

 セドナのボルテックスは、赤く輝き、大自然の雄大さを2人の目の前で荒々しく現している。







 ボルテックスを眺めながら2人は同時に呟いた。 




 「…愛している」 

「愛してる」 



 オスカルとアンドレは、ベビーカーのリュネを挟み、深く深く口づけた。





 両親のキスを 

 リュネは、手を叩いて嬉しそうに見上げていた。 





続く












 ↓ 



 告知です~重要!




●こちらから、当方のTwitterをフォローされる場合、「pixivを見てきました」と、一声コメント下さいませ(._.)


●宜しくお願い致します。 


 ●SABON職人のアンドレが、オスカルの為にとこだわって作った、


savon de Oscar と savon de andoreと言う石鹸を小説内で作ります。


オスカルと共にラブラブで制作するオスカルをイメージに制作したSAVON。




 このイメージを現実で体験して頂きたいと思い、精密に再現し、数量限定で、予約中です。◎pixivイラストコーナーに写真をアップしています◎詳しくはそちらをご覧下さいませ。



 Twitterでは告知済みです。

 ★相互フォローでないと販売出来ません。


 フォローの際には(pixiv小説を見ました)とコメントを頂きましたら助かります。●



●ご予約先着10名様に、pixiv ベルばらパロの作家ノバラ様と共作させて頂きました、セドナでオスカルとアンドレがフルヌードで写真を撮られたシーンのイラスト(なんと!!カラー印刷A3サイズ)ポスターをプレゼントさせて頂きます!● 



●ポスターは先着10名様のみプレゼントですのでお早めに!♡ 



 ポスターは残り僅かとなりました。