à la recherche de l'amour ~愛を探すひと~22







 原作無視の、現代版オスカル、アンドレたちの物語その22です。 



 ●下記に、企画告知あり!ぜひ読んで下さいませ● 


 アンドレの店名は 

ブーケ ド サボン 

bouquet de savon です。



 2人はパワースポットのセドナから帰り、パリに戻りました。 


 愛を確かめ合った2人。 

が、撮影で向かったロサンゼルスで事件が起こり…そして、ロンドンでの撮影から帰ったオスカルを、抱きしめるsavon職人のアンドレ店長。 


 会社設立、 

オスカルの妊娠発覚。など!


 今回の小説は、R-18ではありません。軽く書いてるだけです(笑) 


 2人の自然体のまま心のままの動きを、自然体で書きたいと思います。 


 映画を見るように、読んでくださいませ。 


 あ、そうそう昨日なに食べた? 

みたいな雰囲気が好きなので、そんな感じでしょうか 



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 ●SABON職人のアンドレが、オスカルの為にとこだわって作った、

 savon de Oscar 

 savon de andore 

 と言う石鹸を小説内で作ります。 




 オスカルと共にラブラブで制作するオスカルをイメージに制作したSABON。 












 このイメージを現実で体験して頂きたいと思い、数量限定で、Twitterの方で予約販売中です。Twitterでは告知済みです。


 ●ご予約先着10名様に、pixiv ベルばらパロの作家ノバラ様と共作させて頂きました、


 セドナでオスカルとアンドレがヌードで写真を撮られたシーンのイラスト(カラー印刷A3サイズ)ポスターをプレゼントさせて頂きます!● 


 ●ご感想、たくさん頂き誠にありがとうございます(._.)● 


2023年1月から○○年以上ぶりに絵の復帰をした時に前々から描きたかったオスカルがスーパーモデルだったら…あちこちの女性誌の表紙を飾り、ヨーロッパだけでなく世界中にファンがいるようなスーパーモデルだったら…と、

描きためたオスカルの絵をモチーフに去年、

春前から少しずつ構想をしていました 


 小説を書く事は2023年4月から24年ぶりに再開しています。 


 詳しくはプロフをご一読くださいませ 


 そしてアンドレの職業は… 

 実は私の個人事業の内容です(笑) 

 一番今、私が詳しく知っている職業であり、大好きな作業、夢のある事業だと確信しているから。 


アンドレにこの仕事をやってもらおうと思いました 。

なので、アンドレが仕事の説明をしているセリフは、私が言っている事と全く同じです(笑) 

 私も、石鹸のオリンピックと呼ばれるソーパーズ カップで2度優勝しています。 


ただ、コロナ禍になってから出店を控えて、tweetでオーダーを受けています。 


 ああでも石鹸の他に、ハンドメイドアクセサリーを作ったり、客寄せの為に(めちゃ当たる事で有名なんです)占い師もしているトコは小説のアンドレとは違うかな(笑) 



 今の私だから、書ける所まで気長に書いてみようと思います。


 そして!いいね。や嬉しい、楽しいコメント頂き、本当にありがとうございます!尻尾振って喜びます♥️ 



 では、どうぞ〰️✨ 







 ~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹~🌹



2023年11月





 「オスカル!……ちょっと!…これなに!?」




 セレブ御用達の引っ越し会社が、11月9日の昼前には、全て完璧に、前のアンドレの叔父所有のアパルトマンの荷物を、新たな高級アパルトマンの各配置に置き、

家具や、細かい食器やカラトリー、また、

 一階のアンドレのsavonショップの奥に設えた、前の配置、雰囲気とそっくりな工房にも、大量の材料や、道具も収められ… 






 新しいアパルトマンに引っ越した2人は、休憩のティータイムを寛いでいた。 


 そこで。パソコンを見ていたアンドレが、画面に驚き声を上げたのだ。 


 オスカルは薄く笑いを噛み締めると 


「なんだ?何かあったか?」と、わざとらしく落ち着いた声色で、パソコンを覗きこんだ。


 「お問い合わせ欄に、膨大な数の質問とか来てる…。注文も……」 


「良かったじゃないか」 


「オスカル、何かした?」 


「はあ?昨日、記者会見の時にお前のsavonを会社設立記念で配布しただろう?その時に、最近私が益々綺麗になった理由を聞かれたから、お前のsavonを使っている、と答えただけだが…。昨日、帰宅した後にも話をしたぞ?」


 「……寝惚けて覚えてない…」 


「何か不満でもあるのか?」

 パソコンを大きな目をして凝視しているアンドレの隣に、椅子を持ってきて、オスカルが座る。 


 「こんなに大量に作れないよ…」


 「何個注文が来てる?」 


「……12600個…。お問い合わせは30000件以上」 


「もう少し来ると思うけど?」 


「オスカル!」 


「な、なに?」 

 アンドレは頭を抱えた。 


 「俺、1人でsavonを作ってるんだ。半年経っても納品出来ないよ、これじゃあ」 


「では、何年も待って貰えばいい。人気商品だから、待って貰えばいいんじゃないか?」


 「……作り方を教えた事がある生徒を、うちに就職して貰うしかない…」 


「それは名案だな!……え?生徒?」 


「コロナ禍前まで、savon教室をしてたんだ。カンのいい生徒が数人いた。俺だけじゃ回らないから、連絡してみる」 


アンドレは携帯を持つと、まだガランとしたsavonショップの方に向かった。 


 「12600個か…まだ少ないな。早めにアンドレのsavonの広告を出そう。私がモデルになればもっと行くだろう」

 真新しい工房の椅子に座り、テーブルに頬杖ついて、あれこれと想像を巡らせながら、オスカルは1人ニヤついていた。




 「取り敢えず、人員は確保出来た…。みな、オスカルの事を知っていて、喜んで協力してくれるって」


 電話を終えたアンドレは、まだガランとしている工房の椅子でニコニコ笑うオスカルを見た。


 「私をを知らない人間はいないだろう。だいたい、お前が私と言うモデルを知らなかった事に、最初驚いたけどな」


 「雑誌とか見ないから…」 


「で?何人位?皆、正社員にしてやればいい。私がこの工房のメインモデルになるから」


 「え…?オスカル、いいのか?こんな無名のsavon店のモデルって」 


「もう無名じゃないだろう?私と結婚したんだ。大変な事になるぞ、これから」



 ああ。そうだった…!俺、世界一の超スーパーモデルと結婚したんだった〰️!


 普段の彼女と過ごしてると、全く気取らないし、ヒッピーみたいな可愛い装いで、ケラケラ笑うから、全くセレブ感ないんだよな…。 


 でも、この高級アパルトマンに引っ越したり、俺のショップを作ってくれたり、工房も前の雰囲気を残して、広さは5倍くらいになったり…。 


 オスカルは、本当に俺の為にと、色々尽くしてくれている。 


 「オスカル」 


「ん?」 


「ありがとう」 

 そう言われて、照れたオスカルは、両手を広げた。 


アンドレが近づくと、彼の手をグイッと引き、彼女はアンドレの胸の中にすっぽりと収まった。 


 「ありがとう、はこっちの台詞だ、アンドレ」


 「いや、こっちの台詞」 


「いーや、私のセリフだ!」


 互いに引かず、にらみ合いながら黙って見つめ合う。 


 根負けして吹き出したのは、オスカル。 


 「アンドレも、意外と強情っぱりだからな。今日は私が負ける」 


「そんな言い方ある?」 


アンドレは膝の上にオスカルを座らせ、口づけた。 


 「……ん……」 

オスカルの甘い声が工房に響く。長い口づけ。唇を互いに離すと、 


「続きは夜だ、アンドレ。まだ大量生産する為のある程度のオートメーション機器が必要だから、メーカーを探さないと…」 

とオスカルが言うと 


「それなら、日本にぴったりな機械があるらしくて、資料を今夜、師匠がメールしてくれるから大丈夫。決めたら直ぐ納品できるらしい。さすが日本のメーカーだよ」 

アンドレはウインクして答えた。


 翌日アンドレのホームページに、savonイメージモデルとして、

先日アランが撮影したオスカルのウエディングドレス姿が、ド・アップで掲載され、




 冒頭に 

「ご注文、お問い合わせ頂きましたお客様へ。この度は、ご注文、お問い合わせ誠にありがとうございます。注文数が限度を超えている為に、只今、制作にかなりの日数を頂いております。ですが、必ず日数をかけましても、お手元に届くよう最善を尽くしますので、いましばらくお待ち下さいませ。 

bouquet de savon オーナー andore」


 と、ある意味、謝罪の文面を載せた。




 オスカルも、何かメッセージを書きたいと云うので、書いてもらった。 

 「bouquet de savonのイメージモデル。オスカル・フランソワです。私が一番愛用している、このsavon。私たちが出逢ったキューピッドのsavonでもあり、私の肌を美しくしてくれる大切な宝物でもあります。是非、皆様にも使って頂きたいと思います。」 と。





 「どうだ?アンドレ。これでもっと売れるだろう?」 


ホームページ画面を見ながら、アンドレにハーブティーを渡した。 


 「う…うん。売れると思うよ。納品が追い付かない程に…」 


苦笑いしている。



 オートメーション機器はすぐに決まった。


 型入れsavonを一気に作れるようになれば、後は梱包の手順や、機械の装置、使い方を覚えればいい。 


明日は、元savon教室の生徒達が、正社員として工房にくる。


 まずは、いつもの作り方を思い出してもらい、一週間後にオスカルが用意させたプライベートジェット機で、機械が来て、工房に搬入すれば、なんとかなる。 


 そう思っている間にも。


 ホームページ画面に、どんどん新たな注文が来ている。


 アンドレが、工房で機械の搬入の為の配置図を作って、スケールで、何度も何度も計り直しをしている間…。



 オスカルは、ホームページの注文メールが、どんどん増え続けているのを、ニッコリ微笑みながら眺めていた。 


 じっとホームページを見ていて気がついた。


 「私の写真…じゃなくて、オーナーのアンドレの写真もいるんじゃないのか?アンドレのホームページなのに」

 アランにすぐ電話をすると、 

「結婚式で撮影した写真で、最高の2人の写真を送ってきて欲しい。ホームページで使いたいんだ」と、お願いし電話を切った。 



 「さあ。しばらくは、ママンよりパパの方が、忙しくなりますよ〰️!bébéの為に頑張って貰わないとですね〰️♡」 

 オスカルは、優しくお腹を撫でながら工房で

1人、考え込んでは、ドタバタしている愛しい夫を嬉しそうに見つめ幸せをかみしめていた。




 工房のドアを開け放っているので、

 今、一番人気のsavon de andoreと、savon de Oscarの、 

フラワーオイルの華やかで優しい香りが、漂ってくる。 



 ああ、これが幸せを表す香りなんだ。


 クスッと笑いながら、もう一度、お腹を撫でた。 


 「夜は、パパにも撫でてもらおう」


 オスカルは夜のアンドレを思い出し耳まで赤くなった顔を、彼に見つからないように手で覆い隠してしまった。




 「アンドレの…ばか」










 23に、続く 









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 ●SABON職人のアンドレが、オスカルの為にとこだわって作った、


savon de Oscar 

savon de andore


と言う石鹸を小説内で作ります。


オスカルと共にラブラブで制作するオスカルをイメージに制作したSABON。 


このイメージを現実で体験して頂きたいと思い、数量限定で、Twitterの方で予約販売中です。 


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