à la recherche de l'amour ~愛を探すひと~21



 原作無視の、現代版オスカル、アンドレたちの物語その21話です。 



 ●下記に、企画告知あり!ぜひ読んで下さいませ● 



 アンドレの店名は 

ブーケ ド サボン
bouquet de savon です。 




 2人はパワースポットのセドナから帰り、パリに戻りました。



 愛を確かめ合った2人。


 が、撮影で向かったロサンゼルスで事件が起こり… 


 そして、ロンドンでの撮影から帰ったオスカルを、抱きしめるsavon職人のアンドレ店長。 


 会社設立、
オスカルの妊娠発覚。など! 


 今回の小説は、R-18ではありません。
軽く書いてるだけです(笑) 


 2人の自然体のまま心のままの動きを、自然体で書きたいと思います。


 映画を見るように、読んでくださいませ。 


 あ、そうそう

昨日なに食べた?
みたいな雰囲気が好きなので、そんな感じでしょうか 



 ●こちらから、当方のX(Twitter)のフォローをされる場合は、必ず「pixivを見てきました」と、一声コメント下さいませ(._.)無言フォローは、基本的にブロックしているので…(._.) 


 ●宜しくお願い致します。


 ●savon職人のアンドレが、オスカルの為にとこだわって作った、

 savon de Oscar 

 savon de andore










と言う石鹸を小説内で作ります。 


 オスカルと共にラブラブで制作するオスカルとアンドレをイメージに、制作したSABON。 


 このイメージを、
現実で体験して頂きたいと思い、
数量限定で、Twitterアカウントの方で完全ご予約販売中です。


 Twitterでは告知済みです。


 ●ご予約先着10名様に、
pixiv ベルばらパロの作家
ノバラ様と共作させて頂きました、
セドナでオスカルとアンドレがヌードで写真を撮られたシーンの
イラスト(カラー印刷A3サイズ)ポスターをプレゼントさせて頂きます!● 


 ●ご感想、たくさん頂き誠にありがとうございます(._.)● 


 今年、2023年1月から○○年以上ぶりに絵の復帰をした時に前々から描きたかった
オスカルがスーパーモデルだったら…
あちこちの女性誌の表紙を飾り、ヨーロッパだけでなく世界中にファンがいるようなスーパーモデルだったら…


と、描きためたオスカルの絵をモチーフに春前から少しずつ構想をしていました

小説を書く事は2023年4月から24年ぶりに再開しています。


 詳しくはプロフをご一読くださいませ

そして
アンドレの職業は…
実は私の個人事業の内容です(笑)
一番今、私が詳しく知っている職業であり、大好きな作業、夢のある事業だと確信しているから。 



アンドレにこの仕事をやってもらおうと思いました
なので、アンドレが仕事の説明をしているセリフは、私が言っている事と全く同じです(笑) 


 私も、石鹸のオリンピックと呼ばれる
ソーパーズ カップで2度優勝しています。


 ただ、コロナ禍になってから出店を控えて、tweetでオーダーを受けています。



 ああでも
石鹸の他に、ハンドメイドアクセサリーを作ったり、客寄せの為に(めちゃ当たる事で有名なんです)占い師もしているトコは小説のアンドレとは違うかな(笑) 




 今の私だから、書ける所まで
気長に書いてみようと思います。

そして!

いいね。や
嬉しい、楽しいコメント頂き、本当にありがとうございます!
尻尾振って喜びます♥️ 





 それでは、どうぞ〰️✨ 






 ~✨~✨~✨~✨~✨~✨~✨~✨~✨




今日。



  11月8日昼から某ホテルの最大級の格式ある豪華な大広間で。



 オスカルの、そして、新会社設立の記者会見が行われる。 



 新会社 モデル エージェンシー ROSES


 記者会見に出るメンバーは、 

 社長の、オスカル・フランソワ 

 担当弁護士のロベス・ピエール

 専任カメラマンの、アラン・ド・ソワソン 

 そして、司会進行を任されているマネージャー兼、広報、プロデューサーの 

ベルナール・シャトレ


 副社長になったアンドレ・グランディエは、 


 明け方まで、1500個の、savon de Oscarのラッピングと、朝早く自宅下まで来た搬送トラックにsavonを積み込み、 


今はベッドの中で爆睡中。





 オスカルは、バックヤードで、考えていた。


 アンドレの事を。アンドレが真心を込めて作った、savon de Oscarへの想いを。



 彼女は、記者会見場に、親しいファッション雑誌のライターと編集長を呼んでいた。


 とある質問を、私にさせる為に。



 緊張はしていないと言えば、嘘になる。


 記者会見は、モデルになって初めてで。 

公に、1人の人間として、話をするのは初めてだから。 


でも、必ずうまくやる。上手くいく。 

 その確信はあった。 


 「大丈夫ですよ。社長」 

後ろに控えていた弁護士のロベス・ピエールが言う。 

 「私もいます。皆もいます。あまり緊張なさらぬよう」 


「ああ…。ありがとう」 


 ベルナールがオスカルに近づき 

「お時間です」と一言告げると、

 オスカルは黙って頷き、立ち上がった。 






 「11月1日、オスカル・フランソワを取締役代表として、モデルエージェンシー ROSESを立ち上げました。では、オスカル・フランソワ代表、お願いいたします」 


マイクでアナウンスされると、スポットライトを浴びたオスカルが現れた。 


 どよめきと、歓声が上がる。 


オスカルは、自身のブランド ROSESのオートクチュールドレスを身にまとっている。 


 真っ黒なシルク生地にスワロフスキーがちりばめられ、首筋のラインが美しく見えるカッティングの胸元。


オスカルが好きな百合のように広がる袖口。


 胸から下はスワロフスキーが光る生地の上に、ふわりと、同色黒のオーガンジー生地が広がり、お腹を目立たなくしていた。


 足元まで隠れる艶やかなAラインのドレス。


 スポットライトで、彼女のブロンドとドレスがキラキラと、眩い位に輝いていた。 





 「私が、オスカル・フランソワだ。今日は、私の会社設立の記者会見に足を運んで頂き、ありがとう」 


 一斉にフラッシュと、拍手が起こる。 


 「詳しい事は、お手元にある資料を読んで頂きたい。また、プロデューサーのベルナール、及び、担当弁護士のロベスピエールに説明して頂く」 


 ひとしきり、2人が交互に外郭の説明をしたあと、数人だけ質疑応答を許した。


 1組目は、オスカルがデビュー以降、長年お世話になっている、ファッション雑誌のライターと編集長。 


ある依頼を頼んだライターだ。


 「オスカル・フランソワ様。雑誌ではいつもお世話になっております。ところで…最近、オスカル様がより一層、美しくなられていると評判になっています。もし、何か、秘訣がありましたらお知らせください」 



 来た!このセリフだ。

 オスカルは考えていた。

 今から言おうとしている台詞を。 



 「私は、夫……savon職人が製作しているsavonを使用している。最近、富みに肌の調子が良いのはこのおかげだと思う。当方のホームページにリンク先を掲載しているので、見て頂きたい。そして、このsavonのイメージモデルとしても、今後展開していく事になっている。

オリジナルsavonは、そちらの各テーブルに御用意させて頂いたので、お持ち帰り頂きたい。弊社開設の記念品だ」


 どよめきが再び聞こえる。


 「いつ、ご結婚されたのですか?」


 別の声が上がる。 


 「先日、2人きりで行った。私は代表取締役となったが、暫くはモデルを休み、新たな新人発掘と育成に力を入れていくつもりだ」 


 「数ヶ月前、空港で男性にキスをされた写真が新聞や雑誌に掲載されていましたが、お相手はその方でしょうか?」 


 また別の声が上がる。 


 「……そうだ。私を大切にしてくれる、素晴らしいジェントルマンだ。ただ、彼は一般人。

この先彼にもし、パパラッチが張り付けば、私は容赦なくパパラッチ達を法的に訴える。

こちらの敏腕弁護士、ロベス・ピエール先生がすぐに動いて下さる。そのつもりでいて欲しい」 


 「savon職人 アンドレ・グランディエさん…。ですね?では教えてください。どうやって出逢われたのですか?」 


「それは私のプライベートだ。一切答える必要はない」 

オスカルは即答した。 

 「モデルエージェンシーの他、ファッションブランドも立ち上げたとお聞きしました」


 「ああ。ブランド名は、社名と同じ、ROSES。サスティナブルで、エシカルな環境に優しく配慮した作品を展開していく。詳しくはホームページを見て頂きたい」 


 ベルナールが 

「他に質問がなければ、これで終わりとしますが」と話した。 


 オスカルが立ち上がろうとした時。 


 「オスカル・フランソワ。いま貴女は妊娠されているそうですね」 


会場がざわめいた。

 オスカルは、即座にその声に向けて睨む。 


 よく、そこまで調べあげたな。ふ、と口元が微笑む。 


 カメラのフラッシュがまたバチバチと光った。「来年の春、出産予定だ。…これで会見は終わりにする。皆様、来て頂いて、ありがとう」


 軽く手を振ると、オスカルは壇上を後にした。続けて、ロベス・ピエール、アラン、ベルナールがバックヤードに入っていった。


 オスカルは、バックヤードの椅子に座り込んでいた。


 「社長、大丈夫ですか?」 


「大丈夫。会見とやらは初めてで、緊張しただけだ。ハイヤーは用意しているか?」 


「はい。すぐお乗りください。3台用意していますので、パパラッチを巻きます」 


「用意周到だな。ありがとう」 

オスカルはカラカラに乾いた喉に、ミネラルウォーターをゴクゴクと飲むと、裏手に回った。



 記者会見は無事に終わった。




 アパルトマンに、変装した姿で帰る頃には夕方4時を回っていた。 


 「ただいま…」寝室を開けると、アンドレはまだぐっすり眠っていた。


 徹夜をさせたからな…。でも、きっと今頃、アンドレのホームページには注文が殺到しているだろう。 



 うつぶせて熟睡しているアンドレの頬にキスをすると、オスカルはシャワールームに向かった。 


 熱めのシャワーを浴び、savonで全身を洗いながら、お腹を撫でてみる。

 妊娠5ヶ月。まだ膨らみはあまりない。

 ふと、昼間の記者会見を思い出す。


 アンドレは、一般人だ。

 私のせいで、彼の仕事やプライベートに支障を来してはならない。

それは絶対に。


 私は、お腹の子と、アンドレを絶対に守り抜く。


 生まれて初めて抱く強い感情。


 あの日。


 パパラッチから逃げていた私を、必死に助けてくれたアンドレ。


 この人だ。と直感したあの日。


 あの日から、私は流される自分を変えた。



 もっともっと強くなる。この人のために。


 そう心に決めた。 


 だから、今日、記者会見をしたんだ。



 シャワーのカランをキュッと締めて、オスカルはバスローブを着て出た。 


 キッチンに向かうと冷蔵庫に張り紙があった。


 (オスカル。会見ご苦労様。友人のピザ屋からピザを頼んだから、冷蔵庫に入ってる。レンジで温めて召し上がれ。あと、ポットにハイビスカスの花のハーブティーを作ってるから、疲れた身体に飲んで。) 



 アンドレ、ずっと寝てたんじゃないんだ。

 ホントにお前は、マメで用意が良いな。


 愛されてる実感が胸に沸き立つ。

 ポットのハイビスカスティーをマグカップに入れると、綺麗な赤紫が美しかった。 

口に含むと、ハイビスカスの酸味と、蜂蜜の甘味の絶妙さ。 


 「アンドレ、本当にカフェとか飲食店とかやればいいのに…」 


 温かいマグカップを持って、寝室に入った。

 ベッドサイドに座ると、アンドレは左端に寄って、寝ている。


 オスカルが隣に入るのを前提に。 


 キングサイズだから、そんなに隅っこまで寄らなくていいのに… 


 ティーをもうひとくち飲んで、マグカップをサイドテーブルに置くと 

 うつぶせて寝ている彼の隣に滑り込んだ。 


 アンドレの背中にキスをする。

 愛しさが込み上げる。 



 「ん………」そのキスを合図に、アンドレは彼女の方に向き直った。 


 「………あ……れ?……オスカル、帰ってたのか」


 「ただいま。今日の仕事は済んだよアンドレ」


 「…そっか……お疲れ様…」 


「アンドレ。徹夜させてすまなかった。おかげで記者会見で、アンドレのsavonは好評だったし、会見は世界配信されていたから、今頃、アンドレのホームページは大変な事になってるかも」 


 オスカルは、まだ寝ぼけているアンドレに抱き寄せられた。 


 「そうなんだ…明日見るよ」


 「明日は引っ越しだから、見れるのは夜かな」


 「……そうか…明日は引っ越しだった…」 

まだ寝ぼけている。 

クスクス笑いながら、オスカルは彼の無精髭をざりざりと撫でた。


 「まだ眠い?アンドレ」


 「うん…お前が戻ってきてから、余計眠くなった」 


「どうして?」 


「……ん……安心したのかな…また寝ていい?」


 ぐっとアンドレの肌に引き寄せられて、すっぽり彼に包まれた。 


アンドレは裸。 

オスカルはバスローブ。 


 「オスカル…それ、脱いで…」

 寝惚けながらも、要求はしてくる。

 可笑しくなって 

「じゃあ、脱がせて」と、耳元で囁いた。


 アンドレは目を閉じたまま、あっさりと彼女のバスローブを取り、ベッド下に投げた。 


 「…寝ながらどんな技を使ったんだ…」 

裸にさせられたオスカルを、寝ながら毛布でくるむ。 


 そして、唇にキス。 


 とびきり長い、温かいキス。






 絡め取られた舌を口の中で互いに吸いとり、ふふっと笑う。 



 「オスカル…」 


「ん?」 


「ごめん、記者会見、録画してる。見れなかった」


 「引っ越しが終わったら、ゆっくり見ればいい」 


「……ん……わかった…」 


「おやすみ、アンドレ」



 彼の鼻頭に優しくキスをした。


 くすぐったそうに、彼がふふと口元が微笑む。


 アンドレもオスカルも。


 互いのぬくもりを感じながら、






深く眠りについていった。








 22話に続く 




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 ●SABON職人のアンドレが、オスカルの為にとこだわって作った、

savon de Oscar 

savon de andore


















と言う石鹸を小説内で作ります。


オスカルと共にラブラブで制作するオスカルをイメージに制作したSABON。


 このイメージを現実で体験して頂きたいと思い、数量限定で、Twitterの方で予約販売中です。 


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