プリンセスプリンセスのラストシングル、
“FlyBabyFly”の歌詞を考えてる時。
ずっと続いてきた、ディレクターのマイケルさんとの歌詞を仕上げていく作業で、この主人公はどうして大好きな街を出ていくのか?で、ずっと話しをしてた記憶があります。
ラストのアルバムに入る事は決まっていたし、自分では最後のメッセージを込めた歌にしたかったから、とっても慎重に言葉を探した。
ワンコーラス目「顔を見てたら言えなかったよ」に続く、別れの理由みたいなもの。
私たちが、別々の道を行く理由。
ずっとプリンセスプリンセスの歌詞の中に描いてきた、自分でもなく、歌う香でもない、女の子が旅立つ訳。
それを8文字で。
絞り出しては、マイケルさんにダメ出し、時に爆笑、失笑されて、OKが出たのは、
「しあわせすぎたね」でした。
幸せなら、ずっとそこに居ればいいのに、“過ぎる”と、ムズムズするのが、プリンセスプリンセス子ちゃん。
まさに、30歳手前の自分達だったと思う。
ホントに、毎日楽しくて、夢の中に居るようで、フワフワしてた数年。
続けようと思ったら続いたのに、新しい場所に行かなくちゃ、思ったらもう止まらなかった。
私は、解散なんてしたくなーい!ってグズグズしてたけど、“FlyBabyFly”を書きながら、解散を受け入れていったような気もします。
歌詞の女の子みたいに、プリンセスプリンセスをいつか誇りに思っても、選んだ解散を後悔しない事。
メンバーいち、メソメソ屋の私は、“FlyBabyFly”のお陰で、ちゃんと忘れない誓いをたてる事も同時に出来た気もします。
今日の5月31日で、プリンセスプリンセスが解散して25年。
今の私は幸せです。
でも、フワフワしたあの頃の幸せとは違う、どっしりした程よい幸せです。
皆さんと同じで、コロナに翻弄されて、悔しい事も沢山あるけど、25年の歳月は強いわたしを作ってくれました。
また、元気ならみんなで集まる日も来るかもしれないもんね😊
頑張って、あと少しだけ踏ん張りましょう。
今でもプリンセスプリンセスを大切を思ってくれて、ありがとうございます❣️
ホントに、幸せなバンドだと思います。
作品を作ってくれた人達もいるようで、昨年に続き紹介させてください🎶
ありがとうね👍元気になるよね🤩