250キロも歩いて体は痛い。
でも心は「超!満たされている」。
そんな不思議な体験をしたのが、
モンゴル・ゴビ砂漠250km
ステージレース「ゴビマーチ」でした。
帰国してからずっと考えていて、
ウェルビーイングの視点で整理してみることにしました。
✔︎ PERMAがすべて入っていた
ウェルビーイングの理論で有名な「PERMA」。
・Positive Emotion(ポジティブ感情)
・Engagement(没頭)
・Relationships(人とのつながり)
・Meaning(意味・目的)
・Accomplishment(達成感)
この5つは、人の幸福感を支える要素と言われているのですが、
ゴビマーチは、これらが毎日ものすごい濃度で詰まっていました。
ただ、ただ歩く。ひたすら前へ進む。歩くことに没頭できる環境。
世界中から集まった選手との共通体験とコミュニーション。
広すぎる景色を眺めて、自分と向き合う時間もたっぷりありました。
そして毎日ゴールする。「今日もできた!」という達成感。
これらが、ポジティブな感情もどんどん大きくしていきました。
✔︎ 幸せのハードルが下がる
水で手が洗える。
電気がつく。
布団で眠れる。
風が吹いても飛ばされない家がある。
そんな当たり前が、全部すごいことに思えました。
そして、生きているだけでみんな本当にすごい。
そんな感覚になりました。
✔︎ ホルモンが整えられた
とくに測ったわけではないですが、
毎日たくさん歩く。
太陽を浴びる。
人と笑って話す。
この生活で、
セロトニン、ドーパミン、オキシトシン…。
幸せに関わるホルモンが、ものすごく分泌されたと予想。
世界中の人たちとの交流は想像以上に楽しかったなぁ。
✔︎ ゴビマーチじゃなくてもできること
もちろん、幸せを求めて250kmを歩く必要はないけれど、
でも、もし、健康診断では問題ない。
水も電気もあるし、風で飛ばされない家もある。
それなのに「なんだか満たされない」
だなんて感じることがあるなら、
上に書いたことを意識してみるといいかもしれません。
夢中になれること。
誰かとのつながり。
小さな達成感。
自分にとって意味があると思えること。
そんな時間を少し増やしていくと、
心の満足感や生きがいは、
意外と変わってくるのかもしれません。
ゴビ砂漠はとても過酷でした。
でも、ウェルビーイングを学ぶには、
最高の時間だったと思います。
<備忘録>
・レース中に体重は4kg減。でも帰国後1週間はお腹が空いて仕方がなく、よく食べました。
・帰国してから、とにかく眠い。夜9時には寝て、昼寝までしていました。
・右足首とすねのむくみは約1週間続いたけれど、その後すっかり回復。今は元気です。
