ConteQuest『Quodlibet』おかげさまで終了いたしました。
ご来場くださいましたみなさま、ご協力いただきました方々、本当にありがとうございました。
さて、みなさま…
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーでおなじみロールプレイングゲーム通称RPG、攻略本を読んでからスタートさせる派ですか?一回やって限界になったら読む、もしくは最後までやり切ってから読んで「あー、ここに宝箱あったんや」と二回目を始める派ですか?
村上は後者です。
いや、一回たりともRPGをゴールしたことはないですが…(笑)
家電の取扱説明書は後者です。
ということで、勝手に村上の回顧録的ConteQuest攻略ブログ、スターット!!
拍手っ!
はい、そもそも何でこれ始まってんってとこですが…
村上、昨年までバレエ教室を主宰しておりまして、その生徒の一人が雑談の中で「今度なんのヴァリエーション踊りたい?」の問いに「コンテ!!」と元気よく答えたそうでございます。
そしてそれを聞いた去年の発表会でコンテ作品を踊っていない生徒も「ならば私も…」と手を上げまして、ではちょっとやってみるかいと動き始めた次第。
その後、「東京やし帰ってこんやろ」「受験生やし無理やろ」と思いながらも声をかけた元生徒たちもほぼ即答で「出ます」と…まぁ、わらわらと…(笑)
快く送り出してくださった親御様方には本当に感謝でございます。
そのうえでもう教室主宰は辞したわけやし、教室は嫌やで、サークル活動的なもんやで、劇場はデカイからコンパクトにアートキューブやな、とアウトラインが定まりつつある中、「コンテでアートキューブって…」と2016年にバレエ教室試演会をそのアートキューブで行った際のことを思い出しました。
前々から知人デザイナーに「仮面をつくるからそれを使って踊って欲しい」と言われてその試演会で踊った作品の写真を、試演会全部を仕事として写真におさめてもらった知人カメラマンが写真展に展示してくれまして、それがことのほか面白く、「3人でなんかしたいなぁ」と言ってたん、今や!これや!と2人に連絡し、スタッフではなくメンバーとして即加入決定。
というか、さてどう声を掛けようかなと和歌山駅のカフェでコーヒー飲んでたら、目の前にその知人カメラマンが立ってたのですよ…修学旅行同行撮影終わりの、ヘロヘロの姿で。これホンマの話ね。
こりゃなんの天啓かと思いましたね。
で、天に従い即素直に相談、即快諾。
神様、グッジョブ!
しかも、この時点で舞台、音響、照明のスタッフも村上の旧知すぎるメンバーで狙い撃ち確保。
その舞台のスタッフも普段滅多にアートキューブにいないのに、村上が飛び込みでふらっと下見に行ったときにバッタリいたのです。
天はどれだけの啓示を我に与えたもうか…。
もうそりゃ捕まえますよね。即捕獲よ。
ここまで出そろった時点で、村上はメンバー濃いぃなぁ…と選手リストを眺める野球監督気分。
そのメンバーリスト片手に「もう教室じゃないんやから、みんなで名前考えようや」ということで集まった候補から、コンテンポラリーダンスを探検する、の造語でConteQuest(コンテクエスト)が団体名、公演名を年齢もキャリアも様々やしということで音楽用語のごちゃ混ぜのQuodlibet(クオドリべ)に決めました。
団体名を発表した返す刀で「クエスト!?」とテンション上がったメンバーが「勇者はだれ、魔法使い、踊り子、羊飼い…スライム…」と一人ひとりキャラ付けしたのは言うまでもなく。
私はスライムに手を上げたのですが、無視されましたよ。青いスライムがよかったのに。
いやしかし、クラシックバレエなしのコンテンポラリーダンスだけの舞台って、どうつくりあげようか…しかも有料公演…なぜ有料公演となったのかは具体的には忘れましたが、バレエ教室時代から「なぜ無料なん、これなら有料でいいのに」と何度も言ってもらってましたので、「ならば、ではいざ有料で」という思いがあったことは覚えています。
とりあえず、バレエ教室のコンテクラスでもやっていた村上が大学のときに必須科目であった修行僧のようにひたすらスタジオ内を往復し続ける身体育成を、みんな慣れてるからと基礎練として引き続き取り入れてリハーサルをスタートさせたのが2月だったかと思います。
長くなりましたので、今日はこのへんで。
舞台写真ができたらそれも含めて書ければと思いますが、この続きがあるかどうかはわかりません…。
なんせRPGを完結させたことのない村上なもので。(笑)
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