続きまして、演劇卒業公演。


卒業公演に「天保十二年のシェイクスピア」なんてOKなんや∑(゚Д゚)!?

というのがまずなによりの第一印象でした。



私の頃の卒業公演は、先生の書き下ろし作品でストレートプレイ。

演技のみ。

歌って踊って殺陣があって、なんて全く選択肢になく。


もちろん名だたる劇作演出家である先生が、ほぼ当て書きで卒業公演のために書いてくださった作品を上演させてもらえる、というのは非常に光栄なことでしたよ。


本の仕上がりが遅くとも!

いつ台本最後まで仕上がるん!

今、なに待ちなん!?

という時間があろうとも!!笑



7,8年ぶりくらいで大学へ行ったかと思いますが、そのときは教授と喋りながら歩いたので周りを見回すことはできず。

今日はゆっくり見回しながら会場まで… 

で、完全に浦島太郎で「ここはどこ?私は誰?」状態な飛ぶ鳥落とす勢い近畿大学をさらに実感。

the昭和な近畿大学は跡形もなく、80%は見たことない建物でした。


そして会場や名も知らぬ後輩たちを見てもなお浦島太郎。

いや、猿の惑星チャールトンへストンの逆バージョンか。

帰りに見た「宝持南」の看板が、埋もれた自由の女神。


公演内容はホントに「系」という分類をしたが故の上手さ、人材の余裕。

そして腹立たしいほどの設備。

なるほど…これは面白い。

20数年、ザラじゃない。


今回は理由と縁あって舞踊、演劇卒業公演を観に行きましたが、行ってよかった。

自分の中でひとつの折り合いがつきました。


あの古い設備の中、足らないことばかりの学生時代。

それはもはや過去の産物。

それでも私は演劇芸能専攻。


ちなみに…

演劇卒業公演を観に行った理由のひとつ↓



今まで同期や名を知る後輩たちの公演の殺陣を映見さんが振り付け指導させてもらうことはありましたが、まさか専攻本体に絡む日が来るとは。

不思議な気持ちで、拝見しました。笑


34期生のみなさん

卒業公演おめでとうございました。