月日が経つのは
本当に早い
母が他界して半年が過ぎてしまった
去年の今頃は
土日のどちらかは母の見舞いに病院通いしていた
着替えを預かって
洗濯済の着替えを渡して
母が食べたいと言っているものを差入れして
調子とタイミングがよいときにガラス越し顔を見て
片道約60キロ
慣れたものだった
忙しくて毎日があっという間だった
病院からの電話にドキドキして
だんだん弱っていく姿を見るのは苦しかった
遠く離れていたけど
空にいるのとは
やっぱり違う
もっと何かできたのではと今でも考えるけど
あれが私にできる精一杯だった
下の子を見せてあげられたのは救いかな
去年の今頃
とても疲れていたのは確か
にぎやかな子どもたちを眼の前にしても
母を思い出さない日はない
週末一緒に食事をする父も
今月78歳になる
強がりを言うことはめっきり減った
身の回りのことを自分でやってはいるけれど
足腰は弱った
いろいろ覚悟をしながら生活しなくてはと思う