幼稚園教諭歴38年、子育てアドバイザー、上田きょうこのブログにご訪問いただきありがとうございます。
私が38年間の幼稚園教諭として培ってきた幼児教育経験と、子育てで体験した不登校も交えて、いろいろな考え方や受け止め方について発信しています。
今日で東日本大震災から9年目、もう9年、まだ9年、いろいろな思いを抱えて今日という日を迎えていらしゃることだと思います。
私は9年前、ある幼稚園にて研修会の真っ最中でした。
「何か東北で大変なことが起こったみたいよ」ということで、研修場所にあるテレビの映像を見て、みんな声を無くしたのを覚えています。
現実とは思えない、まるで映画のような映像が流れていました。
私はその頃、海の近くの幼稚園に勤めていました。
だから映像を見て震えてきました。あのような津波が来たら、在園する子どもたちの命を守れるだろうか?と自問自答した日々でした。
それからは、4歳、5歳の子どもたちに、津波の恐ろしさを伝え続けて、避難訓練を繰り返し実施したことを思い出します。
自分の命は自分で守る!という意識を、
まだ小さい幼児に伝えることの難しさを感じました。
多くの方が亡くなって、日本国中が大きな悲しみに襲われた3.11でした。
当たり前に生きていることが、当たり前ではないことを感じ、当たり前の日常が奪われた出来事でした。
「津波が起きたら、ココに非難すると安全」
とされていた避難場所さえ安全ではなかったという現実を目の当たりにしました。
生と死が一瞬で分かれた実態も明らかになりました。
まだ仮設住宅で暮らしている方が600人もいらしゃることを、今日知って驚きました。
まだまだ東北は、復興していない、東日本大震災の影響をずっと抱えながら生活を送っておられることも知りました。
ある漁師の方は震災以来海に近づけなくなり、漁師を辞めた方も・・・今も海に近づくこともできないようです。
釜石の奇跡と言われている釜石小学校の生徒が、今は語り部となって自分の経験を語る仕事に就いています。
それは、釜石の奇跡とはかけ離れた、度重なる偶然が重なって生き残ったという経験を伝えていました。
学校の地震訓練の際に非難していた場所が、がけ崩れのため、たまたまもっと高台に逃げることになって命が助かった。
それが生き残ることに繋がっただけで、もてはやされるような奇跡ではない、そんな話をされていました。
また釜石小学校の事務員をされていた方が、保護者が迎えに来た時の対応のために小学校に残っていてお亡くなりになったそうです。
まだまだ、東日本大震災の復興は終わっていない、私にできる支援はあるだろうか?と今立ち止まって考えてみたいと思っています。
ある方がおしゃっていました。
心の復興は永遠にない!
重い言葉です。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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