幼稚園教諭歴38年,子育てアドバイザー、上田きょうこのブログにご訪問いただきありがとうございます。
先日のブログ、子どもの夏休みの宿題の一つである絵日記の話ですが、あるお母さんからその件でお話をお聴きしました。
実家に帰る時に、新幹線に乗って帰ったようで、それには、ぜひ新幹線の絵を描いてほしい!というお母さんの願いがあったのです。
写真や絵本などを用意して
「ほら、この電車乗ったでしょ。」「かっこよかったよね」「スピードも早かったよね」必死で、新幹線をアピールしたようです。
しかし、「それは描けない、描かない」といって、違う絵をかいたようです(笑)
なかなか私の思うようにいかない、と苦笑されていました。
それってすごいことだなって私は思います。
しっかりと自分の思いがあり、自分の思いをお母さんに言葉で表現できている!
自主性があるっていう印で、お母さんの思い通りにならないのは、「お母さん育てをしてくれるお子さん」とも言えます。
私がそのように話すと、そのお母さんは
「そうか!嬉しいことなんですね」
「お母さんとして、これからも育ててもらおうっと!」と明るく話してくれました。
まさにその通りです!
子どもが思い通りにならないことがあると、お母さんは考え、どうしたらいいのか?悩む。
そこで、お子さんの気持ちを受け止めるのか?、腹をたてて怒るのか?・・・他にどんなかかわり方があるのか?どのような対応をしたらいいのか?など考えます。
そんな過程が、お母さんとしての成長をさせてくれるのです。とても大事な心の葛藤だと感じています。
毎日の子育て生活の中で、たくさんの葛藤を味わってくださいね。
そして兄弟姉妹、それぞれの個性に合わせたかかわり方を見出していってもらいたいと願っています。
同じことをしても、同じようなことを言っても、その理由はさまざまです。だから当然かかわり方も変わっていきます。
例えば、
「習い事に行く日に無断で休んだ」という出来事があった時
その理由は、その子その子によって異なっているかもしれない。その理由として予想してみると・・・・
〇その習い事は、やりたくないことだった
〇好きな習い事だけれど、その日はどうしても行きたくなかった理由がある
〇習い事をうっかり忘れて、友達と遊ぶ約束をしてしまった
〇友達に誘われて、断れなくて習い事は休んだ
その他、もっと違う理由があるかもしれないのです。それぞれの理由によって、お母さんの関わり方も変わると思います。
そのかかわり方の一例として、私なりに考えてみました。
〇その習い事は、やりたくないことだった
そんな思いがあったとしたら、再度その習い事について話し合う必要があるような気がします。お母さんが習わせたくて仕方なく習っている可能性があるからです。今後はどうするのか?やめるのか続けるのか、他にやりたい習い事があるのか?子どもの思いを聞いてあげなくては・・・と私なら思うかもしれません。。
〇好きな習い事だけれど、その日はどうしても行きたくなかった理由がある
こんな場合は、習い事について行きたくないと思った理由を、じっくりと聞いてあげたり、先生に相談したりすることも必要になるかもしれません。何かしらの行きたくない出来事があって、本人も悩んでいるかもいれないからです。
〇習い事をうっかり忘れて、友達と遊ぶ約束をしてしまった
誰でもうっかりすることがあるので、大目にみてあげるのか?
このような出来事が前にもあったのなら、これから忘れないようにするために、どうしたらいいのかを話し合い約束するのも良いですよね。
〇友達に誘われて、断れなくて習い事は休んだ
この理由の場合は、本当はどうしたかったのか?今後も同様のことがあったら、どうするのか?その友達との関係性について相談することも大事になります。
このように、子どもによって異なる理由が考えられます。
どうぞお母さんの考えで、決めつけないようにしてもらいたいと思います。
その子の思いをじっくりと聞いてあげる機会や、その思いに合わせた対応を考える機会に恵まれます。
そんな経験の繰り返しで、お母さんはその子に合わせた多様なかかわり方ができるようになっていきます。
日々、成長!お母さん業にはお休みはありません(笑)
どんなに子どもが成長しても、また異なった課題を与えてくれますので、まだまだ私もお母さんとして成長の途上です。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
あなたの悩みが解消する時間、あなたの心がリセットできる時間です!
次回は・・・
9月19日(木)
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