前回、我々日本という場所で生活する人間が置かれている状況を簡単に見ましたが、
ではいったいどうすれば今後何十年も安心して暮らせるのかを考えてみましょう。
まずその前に、
一つだけ言えることは、我々日本人は日本に生まれたことを感謝する必要があります。
なぜなら、世界中にはどれほど努力してもどれほど頑張っても生活が改善できず、
絶望的な状況に置かれている人がたくさんいます。
そのような人は何年も先のことなど考えることができず、
今日、明日の食料のことを考えないといけない状況に置かれています。
日本も最近そのような状況に置かれている人が増えつつあるという報道もされていますが、
まだまだ世界中の本当に貧しい国に比べれば少数です。
なによりも、政府の社会福祉政策が機能していることが大きいです。
日本の社会福祉政策は総合的に見て世界中の国をランキングすれば上位であると思います。
ただ、日本人は、いずれこの社会福祉政策が機能しなくなる時に備え、
準備する必要があると思います。
財源あっての社会福祉ですから、
高齢化して日本人の所得が減少すれば当然に政府の税収は減少し、
福祉に回せる額も減るでしょう。
政府はすでに税収以外の財源調達手段である国債を
一年間の税収の何倍も発行していますからこちらは期待できません。
世界には国が保護したくても資金不足で国民を保護できない国がたくさんあります。
日本も近い将来にそのような国になる可能性が今の現状から判断すれば、
十分にあり得るということです。
例えば年金を例にあげましょう。
年金の支給については法律で規定されています。
この法律を決めるのは国会です。
つまり今の年金の支給については今の政治家が国会で決めます。
ということは、我々がもらう年金については、
われわれに年金を支給をするときに、
その時の政治家が国会で決めるということになります。
その時の財政状態が極端に悪化していれば、
当然にその時の国会で額を減らす決議が当然のように行われるでしょう。
将来のことはだれにも分かりませんのでどうなるか分かりません。
今後、日本がさらに発展し国が良くなるなら全く問題はないでしょう。
その可能性もあるかもしれません。
ただ、当然にその逆の可能性もあるということです。
そうなったときに備え今何をしないといけないのか。
これが私が考えるテーマです。
これについては次回にしましょう。