アグテンの有効期間
アグテンの薬効持続期間は水槽に投入してから2~3日とのことです。
2~3日ごとに半分ほど水換えして同じ量のアグテン薬液を再投入します。

また、マラカイトグリーンは特に紫外線には弱く光分解性があります。


アグテンの治療期間
治療期間はおよそ2週間を目安にします。
理由は白点虫のライフサイクルが次のようになっており、魚に取り付く前の幼虫にのみ殺虫効果が認められるからです。

白点虫のライフサイクル(赤い部分が薬が効く期間)
1.被嚢(ひのう、たまごぶくろ)に収まった状態
2.被嚢の中の孵化した幼虫が飛び出す(この幼虫をホロントといいます)
3.幼虫は魚に取り付くため水中を泳ぎ回ります(唯一薬が効く期間)
4.魚に取り付き、根を張って養分を吸いつつバリアーを貼る(薬が効かなくなります)
5.成虫になったらぽろりと取れて被嚢を形成
大体は新規に魚を購入してきたときに魚に4.の状態の白点虫が魚体にとりついていて、そこから繁殖を繰り返し蔓延するのだと考えられます。

また、温度帯にもよりますが、20℃付近であればこのサイクルを5日間で繰り返すそうです。

アグテンが効かない期間があることから、短くとも10日間~14日間は投薬・水換えによる治療を繰り返し、被嚢がいなくなるまで続けることで治療完了と言えます。


完治までに2週間、産卵はもう無理かな?

地道に病気を治すしかないな〜。