思春期に勉強させることの難しさ | なっちゃん小6、きーちゃん中2、時々おとん

なっちゃん小6、きーちゃん中2、時々おとん

主に教育に関することです。
小学生、中学生の娘二人といけるとこまでいこう。
そんな教育ブログです。

中学受験で一番の難関は、子供がどう思うのかだと思う。
きーちゃんは、四年生の時に中学受験というシステムを知った。
その時は、私立、公立の中高一貫校の選択肢しか知らなかった。
私もその2つしか知らなかったので、公立の中高一貫校なら、行かせてやれるよと説明した。

学力は全然到達していませんでした。
きーちゃんは、入れたらカッコいい?とだけ聞いて自分の進路についてはそこまでピンときていませんでした。
しかし、勉強については好きだったため、ずっとやることはやっていた。

5年生になったとき、中学受験どうするよ?と聞くと、やりたいこともあるし塾には行きたくないからしない。との答えでした。
この頃、受けるなら国立の附属というふうに変わっていた。
それは、過去問を見て、私がきーちゃんに向いてるであろう問題を探していたとき、国立が一番適しているだろうとなったからです。

6年生になったとき、きーちゃんの成績は学年トップを争える位置。
同じレベルの子達は中高一貫校を受験するために毎日塾に行っていた。

夏前に、受験するなら夏期講習だけ行かないか?と聞いてみたものの、本人は時間がもったいないから行きたくないと。
10月、全ての習い事を辞め、突然受験すると言い出す。
きーちゃんの放課後は私と一緒に勉強することになる。

受験を決めたのはきーちゃん。
私は正直、どちらでもよかった。
ただ、決めたことは精一杯やろうと思っただけ。

今、なっちゃんが6年生になり、全く受験する気はない。
しかし、お友達が中学受験することで、お母さんと喧嘩になったという話をしてきた。
お母さんはさせたい。お友達はしたくない。で喧嘩になったそうな。

なっちゃんは、そのやりとりを不思議でしかなかった。
受験はしたくてしている人しかいないと思っていたからだ。



お母さん、難しいです。
小学生、スポーツだけはやっておきなさい。いっぱい遊びなさい。好きなことを見つけなさい。
高学年になると、受験するから全て諦めて塾に行きなさい。
中学生、高校受験があるんだから部活ばっかりやってないで、テスト前もっと勉強しなさい。
部活でもちゃんと成績を残しなさい。

スポーツだけやってたら良かったんじゃなかったの?
何で急に中学になったら勉強しなきゃいけないの?

そうなんです。
高校受験と言われてもピンときていません。
中学生の環境の変化はすさまじい!

ろくに手伝ってくれるわけでもない、教えてくれるわけでもない、出来ないものは出来ないのに
やらないからだとか、何で出来ないんだ、とかホントなんなんだー。
やれっていうならお母さんがやってみれば?


中学生ってこんな感じで思ってました。
ウチの親は何も言わないタイプだったので、反論もなかったですが、周りの友達はまさにこんな感じ。

気をつけます。母として。