ドウデュースと私 | 虚海の千年の学び

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こんばんは。虚海と申します。いよいよ有馬記念まであと2日。ドウデュース引退レースというところで、まさかの回避・引退が決まりました。いやー本当に驚きました。

 

そもそも、私はドウデュースとそれほど接点は無かったんですよね。ダービーを勝った時にも確か馬券は買っていなかったと思いますし、ユタカのダービー6勝目というほうが印象に残っていました。アナウンサー氏の「逆襲の末脚」という表現はものすごくインパクトがありましたね。

 

私がドウデューズの馬券をはじめて買ったのは去年の有馬記念でした。同年の京都記念を圧勝して、この馬が強いことと、まくる脚が素晴らしいことは知っていました。展開を考えると、ここで京都記念のような競馬ができれば勝てると予想し、単勝をかなり厚く買いました。この馬券が外れたらその年のトータルマイナスが決まってしまうところでしたが、素晴らしい競馬でした! 会社のパソコンで見ていたのですが、本当にしびれました。そこから強烈に意識する馬、好きな馬になった気がします。

 

だがしかし。私には「1番人気は本命にしない」という絶対的なルールがあります。なので、結局馬券を買えたのはその有馬記念1回だけ。今回の有馬記念は引退レースでもありますし、1回だけルールを曲げてもいいかなと思っていたんですけどね。

 

もちろん、一番悔しいのは関係者でしょう。でも、少しの跛行に気づいた厩務員さん、無理せず引退を決断した友道先生とオーナー、ともに素晴らしい仕事をされたと思います。無理をさせることも可能だったのかもしれませんが、絶対にそれは避けるべきだったと考えますし、今回の英断を全面的に支持します。

 

イクイノックスとのG1勝利数は1つ負けてしまいましたが、獲得賞金はほぼ同じ。素晴らしい競争成績だったと思います。彼との通算成績は1勝1敗2ノーゲームの互角ですし(戸崎騎手の乗ったレースは参考外。武騎手が乗ってこそのドウデュースです)。最高のライバルとの戦いのステージは生産に移ります。種牡馬としてイクイノックス産駒に勝てる馬がたくさん産まれたらいいですね。

 

来年は北海道でお披露目がある可能性が言われています。もう絶対に会いに行きます! 

 

本当にお疲れ様でした。2歳から活躍できる早熟性、5歳でもG1を勝てる持続性、上がり32秒台を出せる瞬発力、1600mから2500mまでをこなせる距離適性、いくらでもカイバを食べられるタフさ、そして彼の持つドラマ性… 唯一無二の素晴らしい名馬だったと思います。

 

ありがとう。