こんばんは。虚海と申します。今日も疲れました。大雪の影響は甚大で、そもそもお届け品が拠点まで定刻に届きません。必然的に配達時間が遅くなり、メンバーの疲労もドンドン濃くなっているのがわかります。私もみんなに「マネージャー疲れてるの?」と言われる始末ですし… なんとかあと3日乗り切って、日曜日は気合を入れて休みたいですね(笑)。
今日はサークル内の棋戦がありました。今回は中飛車に戦法が限定されてのトーナメントになりました。全員が中飛車なので必然的に必ず相中飛車になるわけですね。私はそれほど相中飛車に自信があるわけではないのですが、メイン戦法の中飛車ですし、1局でも多く指したいと思っていたのですが…
いきなり相手が四段ですよ(笑)。もう、自分のクジ運の無さを恨むしかありません。当然手も足も出ない負けでした。負けた直後はすごくショックでした。毎日勉強がんばってるつもりだし、課題だった時間を使ってしっかり考えることもできつつあるのに、これほどまでボロボロに負けるんだなと。毎日の努力は無駄な努力で、いくらやっても自分はダメ人間なんだと思いました。
ただねえ。少し時間を置いて普通に考えたら、相手は四段ですものね。まだ1級(笑)の私とはそもそも力が違います。大学生の野球チームが少年野球と対戦してまず負けないのと一緒です。今の私の級位や実力から考えて、初段〜二段の方と互角以上に勝てるようにするのが目標として適切で、いきなり四段の相手に勝とうとか負けたら悔しいとかは、さすがに無理がある考え方ですね。
今回の棋戦は、単にクジ運と相手が悪すぎた。10年後に勝てたらいいや。
さて、対局そのものはトラウマレベルの悲惨なものになってしまいましたが、せめてなにか掴まないと単に虐殺されただけになってしまいます。私が尊敬する四段の方が、振り返りは時間の使い方も反省すべきとおっしゃっていたのですが、私実は対局中にお相手の時間の使い方に注目していました。
ここで時間を使うのかな?というところで時間を使い、そこから数手〜十数手一組の手筋を繰り出してくるんですね。私程度ではせいぜい5手程度の読みを入れて指しているのですが、仕掛けや技をかけることができる局面では1〜2分じっくり読みを入れてくるわけです。
これって真似できないか?
要は時間の使い方なんて意識一つですものね。ここで何か技が出せないか?って局面で手がかりになりそうな手を思いつけたら(なんとなくこんな手かな?ってのは思いつく事が多い)、そこで7〜9手程度先まで変化を含めてしっかり読みを入れれば、私にだってそういう技が出せるかもしれない。今すぐは技を出せるチャンスを見逃してしまって出せないことのほうが多いかもしれないけど、そういう意識を持たなければ永遠にできるようにならない。
そして、四段の方でもそういう技を出すのにはそれなりに時間を必要とするのだから、かつてのようにサクサク指していては絶対に数手一組の手筋を使うことはできない。
相手が誰であっても負けるのは嫌いだし、すごく辛かったのですが、それを体験として学べたのは貴重な経験と言えなくもない。大勢の方に無惨な負けっぷりを見られて恥ずかしい思いをしたことを無駄にしないためにも、この部分の意識はしっかりと進歩させていきたいと強く思いました。
でも、次の棋戦では当たりませんように(笑)。