降級するけど | 虚海の千年の学び

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私こと虚海の将棋の勉強を中心に、お仕事のこと、競馬やゲームなどの趣味のこと、ファイターズのことなどを書いていきたいと思います。

こんばんは。虚海と申します。いよいよ今年ももうすぐ終わりですね。今日は冬至だったんですが、私のお仕事は外回りなので、日の長さってとても大事なんですよね。いよいよ札幌も根雪ですが、あと3ヶ月で春ですし。しっかり安全運転に努めて、いい正月を迎えたいと思います。


さて、将棋の話。えーと、しばらくぶりだから何を書けばいいのやら。とりあえず、作り直したアカウントは絶好調なんですよ。現在10勝2敗ですし、今回はおまかせ設定でやっていますので、やや弱いとかで弱い相手をいたぶって遊んでるわけでもありません(笑)。二段様にも連勝できていますしね。


自分では、勝手に棋力だけなら二段様とそんなにヒケは取らないと信じています。でも、例えばうっかりミスとかメンタル面で雑になるとか、棋力以外の部分で大きく足を引っ張られていると思っています。これは実力とは思いませんが、結果を出すに当たっては少しでもロスを減らすことが大切なので。今日、1級の方相手に指した対局はハッキリ言ってかなり実力差が大きかったのですが、時間をしっかり使って指すことができました。少しずつは成長していると思います。


それなのに、サークル内の棋戦では2戦2敗です。それぞれ初段の方に負けています。今節は3戦しかありません。次に負けたらC級に降級です。しかも、相手は2級の方なので、大会規定で私は戦型の指定を受けます。中飛車と右四間飛車しか指せませんので、他の戦法を指定されたら相手が5級でも勝てません。というわけで、降級はもう確定事項なのですね。


しかも、C級には基本私よりも級位が下の方がほとんどいないので、ずっと戦型指定を受けなければなりません。一度落ちたら多分二度と上がることは難しいです。指定された戦法を勉強する気にはなりませんし(メイン戦法の中飛車と右四間飛車以外の戦法の勉強は時間の無駄にしか思えない)。ルール上仕方ないです。まあね、とりあえず終盤までやや悪いくらいで頑張って、終盤でひっくり返せばいいわけですし。勝負を投げずに頑張ろうとは思っています。


今日の文章は妙に攻撃的ですね。イライラしてるのかも。


偉そうに書いていますけど、問題はその負けた2戦なんです。2戦とも右四間飛車だったんですが、定跡を忘れていたり知らなかったりで、序盤で大きく悪くしてしまいました。これは情けないですね。私はいろんな戦法が指せないので、指すたった2つの戦法くらいはもっと定跡理解を深めなければなりません。こういう負け方は悔しさも残ります。相手にねじ伏せられるならまだ納得もできるし仕方ないかなって思いますけど、勝手に自分で転んで負けただけですものね。


  問題の局面1 

まずは1局目で悪くしたシーンから。



端を突いて突き返されたら、36歩を突いてこちらに桂馬を跳ねなければいけません。普通に24歩→26歩の交換から15歩で困ります。角打ちの隙ができるのでできれば36歩は突きたくないのですけどね。


  問題の局面2

次は2局目から。



ポイントは41の金で、これが52に動いてくれないと11角成で馬を作っても31金で結局駒得もできず、後手からの逆襲を受けることになります。基本的に12香車とされると急戦はなかなか難しくなり、こちらも77角から穴熊に囲って持久戦にするのが定跡です。


前者は定跡を知っていたのにうっかりしてしまいました。後者はこういう受け方があることを知りませんでした。対四間飛車の右四間飛車の定跡なんてそんなに多くはないのですから、この機会にしっかり覚え込んでしまいたい。こういう情けない負け方は、せっかく指してくれた相手にも失礼ですしね。