こんばんは。虚海と申します。会社のPCもいよいよGoogleWorkspaceをフル回転させることになりまして、ワードとエクセルが使えなくなりました。正直、すっごく慣れません(笑)! でもまあ、使っているうちに少しずつ慣れてきますよね。なんか、Chromebook買おうかなあ…と思ったり思わなかったり…
最近ブログはご無沙汰になってしまいましたが、全部の対局を振り返るのはともかくとして、全部の対局をブログにすることに無理を感じたので、これは残しておかなければ!というものに限定してブログを書こうと思います。必然的に負けた将棋が多くなると思うのですが、それはそれです。負けた将棋のほうが教訓になることを多く含んでいるのは仕方のないことだと思いますし。
大まかな振り返り
相手は二段の方で、私が先手番でした。中飛車対居飛車穴熊になりまして、途中までは相手の飛車を抑え込んでいた私が優勢だったものの、相手の小駒の攻めをつながれてしまい、逆転負け…という形でした。抑え込みが完成した時はかなり優勢だったと思います。穴熊相手だから攻め合うより抑え込んで相手の攻め手を無くしたいと思っていたのですが、前述の通り小駒の攻めを凌ぎ切ることができなかったのが弱さだと思います。
勝負を分けた局面
実はターニングポイントが2回あったのですが、まずはこんな局面。
手厚く57銀と打ちましたが、これが手厚いどころか57金と取られ、むざむざ48に打ち込む銀をプレゼントする形になってしまいました。ここで一気に評価値が下がっています。もう1つのポイントはこの局面。

ここで私は42歩とと金を作りにいったのですが、次に47歩と打たれてしまい、これで形勢逆転になりました。ここの最善手は遊んでいる金を活用した58金で、その後も難しいのですがしっかり受け止めて優勢をキープできたみたいです。
上の例は読みが浅いというか間違えておりましたし、下の例では攻めるべきか言って受けるべきかの判断が間違えていました。両方とも受け切ることが可能でしたし、難しいながらもノーチャンスではなかっただけに悔やまれます。相手が穴熊だから攻め合いになってはいけないという構想までは間違えていなかったと思うのですが、それ以降の技術的な未熟さが出てしまいました。
最初の例は実力不足が原因なので一朝一夕とはいきませんが、後の例みたいに1手受けるだけで相手の攻めを大幅に遅らせることができるなら受けたほうがいいし、少なくとも最初の例よりはしっかり読むことで実現可能性が有りますので、次はそのあたりを意識して指せたらいいかなと思います。