さてまとめます。
【マンションに防音室を置く場合の確認事項】
ちなみにうちは内寸4畳ほどの防音室です。

防音室が部屋の梁、壁、入り口などに干渉しないか。

こちらは何度もこのブログでも紹介してきた通りで、第一の関門です。部屋のサイズ、天井高、梁の位置、防音室のドアとの干渉、とチェック項目が多いです。


ちなみにあると便利だったグッズ。


ボッシュ(BOSCH) レーザー距離計 ZAMO3 【正規品】測定工具 https://amzn.asia/d/hYA2bCU


最初は普通のメジャー持ってやってましたが、天井高とかリビングの端から端までとかの長い距離を測るのにめっちゃ便利で、もっと早く買っとけばよかったと思いました。一瞬で測れるので、測る場所がたくさんある時も早いです。引っ越しの時に一つあると(防音室持ってなくても)便利かと。


床の補強が必要かどうか
防音室の需要は集合住宅も多いので、メーカーさんはもちろん、マンションにそのまま置けるよう一般的な鉄筋コンクリート造の耐荷重を計算して、防音室を作られていますが、床の状態によっては補強が必要になる場合もあるそうです。
例えばコンクリート直張りの床なのか、二重床なのか等、床の状態をマンション側に確認し、防音室業者さんにも現地を必ず見ていただくことをお勧めします。うちはリフォームの関係もあって3.4回ほど業者さんに来ていただきました。

火災報知器の位置
こちら案外盲点になりやすいのですが、防音室を置こうとしている部屋の天井の火災報知器の位置に注意です。防音室の設置で天井の火災報知器がメンテナンスできない位置になると、火災報知器を防音室の中に移設する工事が必要になります。

エアコン設置の場合、エアコンの配管経路、電源位置
防音室内にエアコンを設置する場合は、防音室を置く部屋に配管を通す穴があるか、コンセントの位置とともに確認が必要です。我が家はリビングの奥側に押し込む形になったため、配管を通せるように壁を作ってもらいました。(赤いところにエアコン配管が通ってます。)


だいたいこんな所でしょうか。


ちなみに床が凹まないのか、私は何度太鼓判を押されていても不安でしたが、先日の引っ越しで防音室撤去後の床を見たら本当に全く凹んでませんでした。(むしろほかの床よりピッカピカでそれが目立ったくらい笑)

ただこれも、それぞれの床のシチュエーションによっては変わるかもしれません。ただ業者さんはまず凹まないです!とは言ってくださるのでとりあえず信じましょう。(まだ疑ってる)


さぁ長々と書いてきましたが、苦労をシェアできて私はすっきり😂

万が一誰かの(だいぶ限定的なシチュエーションですが)お役に立てば嬉しいです。


これにてシリーズ完!