物件を探し始めた頃って、結婚の話もまだ出てなくて、とりあえず一緒に住んでみよう、が目的だったので、はなから賃貸が前提でした。そのままのノリでずっと探し続けていたので、購入という選択肢になかなか思い至らなかった。
でも、賃貸ではなく購入なら、オーナーさんに許可を取る、というハードルがまずない。選べる物件も広がるのでは、とまずはその見かけたマンションを取り扱っている大手不動産会社さんに問い合わせしてみました。
すぐに折り返しが来て、お話を聞きにいくことに。
大手さんなのもあって、それまで色々と訪れた賃貸の不動産屋さんとは比べ物にならないくらい綺麗な事務所に怯えつつ、入っていく私たち。
担当してくれたのは、まだ初々しい感じの女性とベテランな優しい男性の組み合わせ。
購入を検討するのは初めてな私たちに、とてもわかりやすく丁寧に、物件探しのサポート、流れ、ローン、金利のことなど図に書いたりしながら説明してくださいました。
防音室を入れたい、と言った時の、なるほどそれは大変な条件でしたね。では楽器不可という規約のないマンションで、1階の物件をまずはピックアップしてご連絡します。という当たり前の如く受け止めてもらえたことに、感動してしまいました笑
こんなに違うのかと。当たり前か。
そうしてピックアップしていただいた物件を見にいく日々。
そのうちにわかってきたこと。
・築41年以上経っている(1981年より前に建てられている)マンションは旧耐震。安いけど、強い地震に耐えられる建築ではない可能性。
・物件価格もそうだけど、管理費、修繕積立費、駐車場代でかなり変わってくる。
修繕積立金は高くても嫌だけど安くてもそれはそれで建物の管理状態や今後が不安。
・分譲マンションでは賃貸と違って、楽器不可はかなり少ない。そこのハードルはほぼなかった。
・築年数も大事だけど管理状態の方が大事。理事会の議事録を見せてもらって修繕履歴や計画などををよく見ておく方がいい。
などなど。
新築のタワーマンションのモデルルームなんかにも行ってみました。当たり前だけど設備も環境もすごい。お部屋はオプションだらけだったから正直現実味なさすぎてふーんて感じだったけども。
でも私たちどうせ1階か2階にしか住めないし笑、エントランスとか共用部分豪華でもなぁ、そこに高い管理費払うのなんかなー、しかも新築って買った瞬間から価値がガクンと下がるというのも…。
でもこれほぼ私の感想で、夫さんはかなり惹かれてたようでした。ごめんね夫さんよ…笑
見ていく中でだんだん自分達の条件が固まってきました。
そんな中でここいいかな?と思える物件が二つほど浮上してきました。
つづく