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「仕業人」最終回。「仕置屋」最終回でもそうだが、主水の仲間が捕まった時、本人や他の仲間が誰も「主水の裏切り」を疑わないのはグループの信頼関係を示している。お歌は剣之介を諦めれば藝者として生きていけた気もするがそれはできなかったのだろう。やいとやは針を使って錠を開けられなかったのか
ここで問題なのは「仕業人」最終回で捨三が「江戸屋が一声かければ江戸中の闇の世界が動き出す」と言ったほどの江戸屋が「新仕置人」では登場せず、元締・虎と死神にその座を明け渡していることである。
それにしてもおみくじ一枚でやいとやを探り当てるあたり、江戸屋源蔵かなり優秀な配下を揃えていたようで、そのあたりからも大元締の器量がうかがえますが……その後、彼はどうなったのでしょう。やはり寅の会との抗争で潰されてしまったのでしょうか。いやはや、惜しい人物を亡くしたものです(笑)
/@kyojitsurekishi/
「必殺仕業人」の場合、又右衛門の過去編では「仕業人は二人も要らねえ」=「闇の世界は二つと要らぬ」だったのですが最終回では「江戸屋が一声かければ江戸中の闇の世界が動き出す」ことになってました。この辺、同じシリーズの中でも揺れがありますね。
作中「商売人」という呼び名が出てきたように、裏稼業の中でもいくつか細分化されたカテゴリーがあったのだと思います。あと仕業人10話の場合、弥蔵が「江戸に仕業人が二組もいるわけがねえ」と主観を述べてるだけなので、必ずしも正確な情報ではなかったかと。
「仕置屋」と「仕業人」には捨三(演;渡辺篤史)が登場する以外にも共通点ある。 最終回は冒頭から仕置シーン。その仕置の被害者の身内が恨みを晴らそうとして、主水の仲間が2名、殉職。残ったメンバーの1人が江戸を去る。 裏家業の業(ごふ)が描かれた。
「仕業人」「新仕置人」「仕事人」「まっしぐら」をまとめると、「江戸に裏組織は2つと要らぬ」ということで裏組織同士の抗争が起きていたかと思えば、裏組織がたくさんあってそれが集まって仕事を受けたりしていた。「仕業人」の江戸屋と「新仕置人」の虎の会につながりがあるのか、ないのか謎である。
明日は必殺仕業人の最終回か...未見の人も多々居ると思うのでネタバレはしないが、後の八丁堀に多大な影響を与える(ある意味これを見ておけば新仕置人や仕事人1話の繋がりが分かる筈)一連の事態や危機がある事がきっかけで暴走して行く事に。 pic.twitter.com/2NmIlwZ20y
— 猫屋 (@necoya2011) June 5, 2024
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#必殺仕業人 完走。 ドロドロした内容が多かった本作でしたが、出戻りの銀次のコメディキャラが良い味を出していてあまり鬱にならずに見れました、が…最終回の剣之介とお歌の末路にはズシンと来ましたなあ…。 pic.twitter.com/foirRmpDWg
— おタケさん (@kIAqFcnrXugqX7X) June 6, 2024
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結果論だが、お歌と又右衛門が剣之介を助けようとしたのが仇になった。結局、土屋多門の不正が明らかになり、又右衛門は解放された。剣之介の救出もそこまで待てばよかった。この場合、主水が土屋小十郎との果たし合いに応じたかどうか。
この番組のタイトルは一般公募による「仕業人」だが、裏稼業はもっぱら「仕業」でなく「仕事」と呼ばれ、「必殺必中仕事屋稼業1975」と同様「仕事料」ということばもでてくる。最終回で「商売人の仕業」という台詞もある。
「仕業人1976」最終回 「知らぬ顔の半兵衛」ということばも出てきた。 「仕事人」というタイトルは、この時点で採用されてもおかしくなかったが、結局、このあと「からくり人1976」「新・仕置人1977」「商売人1978」「うらごろし」を経て、1979年から(満を持して?)「仕事人」が使われた。
主水が土屋小十郎との対決の場に現れたときの曲は「さざ波」の別編曲版。勝負の場面の曲は『仕置屋』の「初代主水のテーマ」。主水が去るシーンで流れたのは『仕留人』の曲。
元武士である赤井剣之介の真剣(設定上)による本格的な剣術が見られたのは最終回の最期のシーンであった。
最終回で出てきた同心 服部(演:外山高士)がいいキャラクターだった。レギュラーでなかったのが残念。
#必殺仕業人
— 小山(おやま)署長(旧西村安芸守、時々不具合ナリ😖) (@NM620426) June 7, 2024
第28話より、
『必殺仕業人』最終回が傑作と言われる訳は、仕業人に舅を殺害された奥州柴山藩士·土屋小十郎役の浜畑賢吉さんの凛々しい芝居が、随所に光ったからだと思う✨✨#浜畑賢吉#藤田まこと #中村主水 #大出俊 #渡辺篤史 pic.twitter.com/RPDj0UFGaN
決して「悪人」ではない。だが、仕業人たちにとっては「憎き敵」であり、主水にとっても「対決を避けられない相手」だったんでしょうね。浜畑さん、力演でした!
— 都の商売人 (@syoubaininn) June 7, 2024
午後1:42 · 2024年6月7日
おっしゃる通りです。
— 小山(おやま)署長(旧西村安芸守、時々不具合ナリ😖) (@NM620426) June 7, 2024
浜畑さんの凛とした芝居が、このエピソードを際立たせていると思います。
数あるテレビ時代劇のなかでも、屈指の名場面だと思います。 pic.twitter.com/6S8JE0rWlQ
午後2:55 · 2024年6月7日
土屋小十郎が悪人だったら、土屋多門の悪事が発覚した時点で、捕縛中のやいとやも、残る一味の中村主水も、藩の恥を隠蔽するために殺しておこうと考えただろう。土屋小十郎は清廉な人物で、妻を愛し、自分を引き立ててくれたであろう、尊敬していた舅の仇を討とうとしていた https://t.co/Cacm3tXxFO
— サイテージェニー (@typhoon_reader) June 7, 2024
次々作からくり人血風編にて、直次郎に転生します。
— 杏ルナ (@anzuluna) June 7, 2024
午後3:48 · 2024年6月7日
中村主水唯一の正々堂々とした果し合い。
— おざき均整 @浜松市中央区初生町にある整体のお店 (@ozakikinsei) June 7, 2024
お互いこの世に居場所がない者の斬り合いは最後主水が勝つが…。
勝者というよりまた生き残ってしまったという諦めのようであり。 https://t.co/4EASZvGZsJ
仕業人側の主水は剣之介、お歌の仇討ちであり、小十郎の武士の一分を汲んで果たし合いに臨むのに対し、やいとやは詮議打ち切りを命ぜられて解き放った小十郎に「このままで済むかどうか……」と大層な事を言いつつ裏稼業から足抜けし、見事に「このままで済ませ」、主水も袂を分かちました。
— ひろし・カーミット (@misterhiropon) June 7, 2024
午後4:09 · 2024年6月7日
小十郎側から見れば、剣之介、お歌を殺したのは「藩の江戸詰家老=舅と出入り商人殺害の下手人の成敗」という正当な物であるだけに、その舅の悪行発覚で、彼の全てが崩壊する事になりました。
— ひろし・カーミット (@misterhiropon) June 7, 2024
午後6:33 · 2024年6月7日
令和6年6月6日放送「仕業人1976」最終回 「必殺!裏稼業の凄い奴ら」(平成6年)によると、主水が受けた果たし合いは仇討ちの「違法性」と「正当性」の戦いだった。主水がその命まで散らすには絶好の機会だったが、その強さゆえに生き残ってしまった。
「仕業人」最終回の冒頭、江戸を去る依頼人たちが土屋小十郎(演:浜畑賢吉)と澄(演:宮田圭子)を乗せた駕籠とすれ違い「あの2人には何の罪もない」と言っていた。前作と同様、裏稼業の犠牲者の縁者による仇討ちが話の中心だったが、本作の場合は悪人でなかった縁者も命を失う悲劇が描かれた。
令和6年6月6日放送「仕業人1976」最終回 ラストの果たし合いのシーンの音楽も「仕留人」「仕置屋」「仕業人」と続いた主水の物語(時代設定の順序は目茶苦茶)の一区切りを象徴していた。
ヒッサツの各シリーズの最終回
「メンバーの裏稼業が奉行所にばれる(人相書きが出回る)」
「報復などによりメンバーの中で殉職者が出る」
「恨みを晴らすことが新たな恨みを生む。このことでメンバーが裏稼業に懐疑的になる」
「これらの理由で一時、休業。または旅に出る(主水は江戸に残る)」
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