仕事人IV-#19「天気を当てる女」

平成25年tw

おはよう！今日は６月１日、日本で天気予報の発表が始まった日だ（1884年）。予報を作成したのは、気象台入りしたドイツ人のクニッピング。一日に３回発表されたが、記念すべき午前６時の第一報は「全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変リ易シ　但シ雨天勝チ」だった。（所長）

/午前7:31 · 2013年6月1日/

/虚実歴史・漢字論・ナツメロ（@kyojitsurekishi）さん / X (twitter.com)/

返信先：/@KUSOLAB/

必殺シリーズを見ると江戸時代の天文台が気象庁を兼ねていたように描かれています。1984年の「必殺仕事人IV」第19話「秀、天気を当てる女に出逢う」と1990年の必殺スペシャル「春雨じゃ、悪人退治」が参考になります。

/午前9:54 · 2013年6月1日/

/虚実歴史・漢字論・ナツメロ（@kyojitsurekishi）さん / X (twitter.com)/

返信先：/@KUSOLAB/

渋川春海こと2代目安井算哲が天文方になったのが1685年（「天地明察」）。ニュートンのプリンキピアが1687年で綱吉の生類憐みの令も大体この時期。西川如見が吉宗に謁見したのが1719年（「暴れん坊将軍」彗星激突）高橋景保獄死が1829年（シーボルト事件）。

/午前10:11 · 2013年6月1日/

平成28年tw

「必殺仕事人IV」第19話「秀、天気を当てる女に出逢う」

「春雨じゃ、悪人退治」の原形に見える。劇中では香田兵之進（演：中村孝雄）が天文方改役だが歴代の天文方のその名はない。「春雨」では高橋景保を前田吟が演じた。

/午後7:15 · 2016年11月8日/

テレビ埼玉

「仕事人IV（1984）」第19話「秀、天気を当てる女に出逢う」

「春雨じゃ、悪人退治」（平成2年）の原形に見える。茶髪でポニーテールの女の子がオランダ人と日本人の混血の役で出演。

/午前8:29 · 2023年8月15日/

テレ玉

「仕事人Ⅳ 1984」19話

蘭学を学ぶ順之助が人の毛髪と天気の関係についてフランスの学者の説を紹介したが、その名がソシュール（Ferdinand de Saussure）に似ていた。ソシュールは安政4年生まれ、大正2年没。

〔午前8:34 · 2023年8月15日〕

古い時代の天文学（astronomy）は占星術（astrology）と一緒で、それが分離した。江戸時代の天文学者は気象学者（meteorologists）も兼ねていて、天文台が気象台の役割も果たしていたようだ。

〔午前9:25 · 2023年8月15日〕

仕事人IV（1984）19話

テレ玉

天気を当てる女性は混血（茶髪）と特殊能力のせいで却って周囲から気味悪がられ劣等感を持っていた。おりくが秀に「女は男からことばでほめてもらうと嬉しい」と言ってほめるよう助言。勇次は深入りしすぎないよう助言。

〔午後6:00 · 2023年8月15日〕

仕事人IV（1984）19話

テレ玉

天気を当てる女性が秀、お民と3人で食事。味噌汁を作ったがうまくできず、それでも秀は「腹に入れば同じこと。これでいい」。うまいほめ方だ。飲食店で出された料理にケチをつける人は肝に銘じた方がいい。

〔午後6:02 · 2023年8月15日〕

仕事人IV（1984）

テレ玉

おりくと勇次、秀とお民は、いずれも血縁のない疑似親子である。勇次は「蛙の子は蛙」で仕事人になった。「IV」最終話で秀はお民と江戸を去ったが、お民はどこかの家に預けられたのだろう。秀の周りに出現した若紫その他の色々な女性は別人と思われる。

〔午後6:16 · 2023年8月15日〕

疑似親子というと思いだすのが、「仕置屋（1975）」の第10話で市松（演：沖雅也）が少年を堅気に育てようとしてあきらめた話。少年が「門前の小僧習わぬ経を読む」の状態になりかけて、主水の助言で市松は少年を手放した。

〔午後6:21 · 2023年8月15日〕

『仕事人IV』(1984)19話「天気を当てる女」の6年後に放送された『勢ぞろい仕事人! 春雨じゃ、悪人退治』（1990、平成2）も天気予報の話。文政末期のシーボルト事件（1828）から天保の「蛮社の獄」と「天保の改革」を経て、嘉永の黒船来航（1853）まで約四半世紀。蘭学者と三味線弾きの奇妙な縁が続いた。