昨晩、再放送された第43部第21話(最終回)。終盤で柳沢吉保と藤井紋太夫が話しているところに光圀が現れ、印籠を出した。吉保も紋太夫も光圀の正体を知っているので、それがどうしたという反応だったが、光圀が「この印籠には家康公の遺骨が入ってる」と言うと、吉保と紋太夫は平伏。 

4月20日朝9時

 

令和5年4月20日から第1部(西暦1969年8月4日、本放送開始)の再放送が始まる。 

第43部:里見浩太朗・東幹久・的場浩司 

第1部:東野英治郎・杉良太郎・横内正

 

水戸光圀の苦悶を歌った歌 - 親鸞に学ぶ幸福論 (hatenablog.com)

 

 

/#元禄レトロ

平成レトロ・時代劇編 

平成23年12月12日放送の「水戸黄門」第43部最終回では光圀が「印籠に家康公の遺骨が入っている」と言った。 次の週、12月19日放送のスペシャルでは、登場人物が、次々と、印籠を投げて渡す場面があった。

 

/#元禄レトロ/#平成レトロ

本放送では「水戸黄門」第43部のあと、翌週に最終回スペシャルが放送され、お娟(演:由美かおる)と飛猿(演:野村将希)も登場。 

平成23年

7月4日~12月12日

水戸黄門 第43部|TBSテレビ

12月19日 

C.A.L 水戸黄門最終回2時間スペシャル (cal-net.co.jp)

水戸黄門 最終回スペシャル|TBSテレビ

 

過去のシリーズでは江戸と水戸が舞台だと綱吉、綱條との再会が描かれていたが、第43部最終回(1時間枠)では柳沢吉保と藤井紋太夫がメイン。お娟(演:由美かおる)も登場せず、伊武雅刀が演じた刺客と光圀(演:里見浩太朗)主從の人間ドラマに重点が描かれた。ある意味で原点回帰にも見えた。

 

その代わり、翌週の最終回スペシャル(平成23年12月19日放送)では徳川綱吉(演:風間トオル)、疾風のお娟(演:由美かおる)、飛猿(演:野村将希)も再登場。楓(演:雛形あきこ)と飛猿の「共演」は珍しかっただろう。 

/#平成レトロ/ /#水戸黄門/

楓の七変化:水戸黄門 最終回スペシャル|TBSテレビ

 

場面の切り替えのせいもあるだろうが、光圀と助・格と弥七は水戸と江戸の間を一瞬で移動しているように見える。元禄ではともかく、令和の時代に我々が東京都心と茨城県水戸市を徒歩で往復することを考えると、それだけで大変だ。

 

「水戸黄門」第43部最終回の劇中、光圀は既に唐芋(からいも)即ち薩摩芋(甘藷)を入手しており、助・格・八兵衛に命じて水戸・西山荘の近くの畑に植えさせていた。井部雅刀が演じた素浪人も初めて見たようで、つまり元禄字、まだ本土では余り知られていなかったという設定らしい。

 

「水戸黄門」第43部最終回では綱吉の時代に薩摩芋が既に本州の北関東の水戸まで伝来しており、劇中の光圀の台詞によると渡来人の船にあったものらしい。

 

「水戸黄門」第43部最終回で光圀(演:里見浩太朗)は刺客(演:伊武雅刀)の前で敦盛(♪人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり、一度生を享け、滅せぬもののあるべきか)を舞っていた。織田信長の心境だったか。劇中の時代は本能寺の変から110年くらいあとだった。

 

TWEET(1)〕〔TWEET(2)〕〔TWEET(3)〕〔TWEET(4)〕〔TWEET(5)

 

前後一覧

令和5年4月

 

関連語句

家康の遺骨 水戸黄門 - Twitter検索 / Twitter

 

参照

令和4年BLOG

水戸黄門』、各シリーズのHP(TBS、C.A.L

 

令和5年BLOG

水戸黄門43-#21「嗚呼、人生に涙あり」再放送