令和5年4月15日加筆
平成25年tw
中村勘三郎が食道癌で没。享年57歳というと還暦3年前のオッサンに思えるが1955年(昭和30年)生まれだと星飛雄馬や藤村甲子園より年下なのでまだ「若い」。1974年当時19歳だから「ドカベン」無印で山田太郎が明訓高校に入った時の土井垣より1歳年上だったことになる。江川卓と同い年だ。
「野球狂の詩」で国立玉一郎主役編は「スラッガー藤娘」と「豪打鏡獅子」である。弁慶の勧進帳も「スラッガー藤娘」で扱われており、水島新司が「ドカベン」で弁慶高校を思い付いたのもわかる。
歌舞伎は「野球狂の詩」の国立玉一郎主役編で扱われている。
また「新巨人の星」のアニメ版でも歌舞伎の連獅子が描かれている。
/Kabuki actor Nakamura Kanzaburo dies at 57/
/訃報中村勘三郎さん57歳=歌舞伎俳優/ - 毎日jp(毎日新聞)
/勘九郎、涙の惜別口上「父のことを忘れないでください」…勘三郎さん死去(スポーツ報知) - Y!ニュース
曽我五郎時致の「曽」は報知電子版の記事では「曾」ではなかった。
英語の読売新聞(Daily Yomiuri)で18代目中村勘三郎の名前はNakamura Kanzaburo XVIIIになっていた。本名(波野哲明=なみののりあき)はNoriaki Naminoと書かれてあり、藝名は姓名、本名は名姓の順だった。
「ひるおび」で連獅子について「獅子は自分の子を千尋の谷に突き落とす」という話を紹介し、歴代の中村勘三郎・勘九郎親子のスパルタ教育を説明。「巨人の星」の星一徹・飛雄馬親子もそういう「獅子の親子」だったが、アフリカのライオンはそんなことはしないようだ。
/Kabuki legend Kanzaburo dies at 57 National DAILY YOMIURI ONLINE (The Daily Yomiuri)
/宮沢りえ、米倉涼子も悲嘆「最高にチャーミングな生き様」(デイリースポーツ) - Y!ニュース
米倉涼子と藤原紀香は何となく似ている気がする。
「癌晴る」「癌晴った」について。「頑張る」はラ行五段。「晴れる」は下一段。「癌晴れる」なら共通の語形になる。「頑張る」は歴史的かなづかいで「グワンばる」だが本来は「我に張る」「眼張る」らしいので、それなら歴史的かなづかいでも「ガンばる」。
「晴れる」は下一段で「晴れ」hare-が語幹だが、古典の日本語では下二段なので「晴る」という活用もあったようだ。そうなるとhar-が語幹になる。
「癌晴る」「癌晴った」について
令和4年tw
(中村吉右衛門訃報)
Kabuki actor Nakamura Kichiemon, national treasure, dies at 77 - The Mainichi December 1, 2021 (Mainichi Japan)
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〔平成24年師走〕
関連語句
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