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午後8:30 · 2023年2月19日

 

 

「はだしのゲン」の何が問題視されたのか 広島市教委の平和学習教材から外された理由:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

 

「はだしのゲン」の「鯉泥棒」の描写が問題にされたようだ。昨今の強盗事件の実行犯も生活苦を理由に特殊詐欺に走り、それが難しくなると強盗をするようになったらしい。貧乏や親孝行によって犯罪を正当化する風潮が広まるのは危険なので、そういう場面が教材から削除されるのも一理ある。

 

「はだしのゲン」は貧しい庶民(特に子供)のやる犯罪をすべて「国のせい」「戦争のせい」「原爆のせい」にして正当化する価値観で貫かれていた。 日本では石川五右衛門、赤穂浪士、鼠小僧治郎吉のような犯罪者が英雄視される。安倍晋三元首相を撃ったとされる山上徹也への同情論もこれに近い。

 

「はだしのゲン」平和教材削除について広島県被団協が広島市教委に説明求める (msn.com)

 

「はだしのゲン」は貧しい庶民(特に子供)のやる犯罪をすべて「国のせい」「戦争のせい」「原爆のせい」にして正当化する価値観で貫かれていた。 日本では石川五右衛門、赤穂浪士、鼠小僧次郎吉のような犯罪者が英雄視される。安倍晋三元首相を撃ったとされる山上徹也への同情論もこれに近い。

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「はだしのゲン」という作品は「自分たちが生活に苦しいのは国(政府)のせいだから、自分たちは法律など守っていられない」という法律無視の価値観で貫かれていた。それが「たくましく生きる」という風に形容されてきた。

 

ゲンの父親がゲンや兄たちを殴る場面も今ではもんだしされるだろう。星一徹が飛雄馬を殴った場面は有名だが、一徹が飛雄馬を殴った理由、そのときの一徹の心情、その後の展開は、なかなか話題にならない。

 

「はだしのゲン」は平和教材としてわかりにくいのか “教育の放棄に等しい”との批判も(1/2)〈AERA〉 | AERA dot. (アエラドット) (asahi.com)

 

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