『はだしのゲン』と天皇（令和5年2月21～22日tw）

「はだしのゲン」の昭和天皇に対する感覚は、あれは昭和期を生きた人間の一定部分が感じていたもので、今の時代だとピンとこないのかも知れない。その世代にとっては、昭和天皇は「日本国の象徴」ではなく、軍を統帥し宣戦布告を行い、何よりも学校で御真影の崇拝を生徒たちが強要された人物であった。
— Shin Hori (@ShinHori1) February 21, 2023

「はだしのゲン」の昭和天皇に対する感覚は、あれは昭和期を生きた人間の一定部分が感じていたもので、今の時代だとピンとこないのかも知れない。その世代にとっては、昭和天皇は「日本国の象徴」ではなく、軍を統帥し宣戦布告を行い、何よりも学校で御真影の崇拝を生徒たちが強要された人物であった。

午後7:28 · 2023年2月21日　

→
日本国憲法でわざわざ天皇が「国政に関する権能を持たない」と明記されているのも、逆に"国政に関する権能を持っている"とされていた終戦までの時期の昭和天皇のあり方に対する反省が込められている。
さらにいうと
→
— Shin Hori (@ShinHori1) February 21, 2023

午後7:34 · 2023年2月21日

→
日本国憲法で天皇の地位が「国民の総意に基づく」と明記されたのも、もはや国民の意思以外の根拠が天皇にはない（＝神とか神話とかによって天皇の地位が根拠づけられることはない）ということであって、これも（「はだしのゲン」で描いたような）天皇の神格化を断ち切る意図があったのである。
— Shin Hori (@ShinHori1) February 21, 2023

午後7:37 · 2023年2月21日

→
大戦中の悲惨な地上戦になった沖縄戦では、生徒たちが昭和天皇や皇族の御真影を戦火から"守る"ために、わざわざ運ばされた。今の憲法でわざわざ「天皇には国政の権能はない」「その地位は国民の総意に基づく」と明記しなければならなかったのには、こういう背景がある。https://t.co/yqS3U6iw1J
— Shin Hori (@ShinHori1) February 21, 2023

〔「子の命より天皇陛下の分身」沖縄戦下、80日間守った [私たちの沖縄考]：朝日新聞デジタル (asahi.com)〕

午後7:45 · 2023年2月21日　

→
最後にいうと、現憲法の時代でも、昭和天皇は、平成以降の天皇とはまったく異質だった。
なぜなら、かつては大元帥として軍を統帥し宣戦を布告し、国民が御真影を崇拝させられ、批判が犯罪とされていた天皇が、そのまま現憲法での「日本国の象徴」「国政の権能を持たない存在」に横滑りしたから。
— Shin Hori (@ShinHori1) February 21, 2023

午後7:54 · 2023年2月21日　

RT　昭和だけではなく明治大正もマジで天皇と戦争は切り離せない存在。ここらへんのことはミリオタやレトロ文化オタクなら大前提としてあるんでゴカムではわざわざ描かなかっただけやろたぶん。まさか平成生まれが読者の大半でその大前提がないなんて思ってないやろ作者。
— 青空さん(呼び捨て推奨) (@yuukoaozora) February 22, 2023

RT　昭和だけではなく明治大正もマジで天皇と戦争は切り離せない存在。ここらへんのことはミリオタやレトロ文化オタクなら大前提としてあるんでゴカムではわざわざ描かなかっただけやろたぶん。まさか平成生まれが読者の大半でその大前提がないなんて思ってないやろ作者。

午後3:51 · 2023年2月22日　

この2つの画像を比較すると解るんですが、少なくとも戦後直後の数年間は、原爆が投下された広島市ですら、昭和天皇は画面一杯を埋め尽くす程の集客を誇り、ある意味戦前の「洗脳」にほとんどの市民が解けてなかったのが伺えるんです
おそらくそれ以降に、徐々に洗脳が解けて左のような共通認識に至った pic.twitter.com/CixVjjvWCZ
— Tar Sack (@tar_sack) February 21, 2023

〔午前5:17 · 2023年2月22日〕

前後一覧

〔令和5年2月〕