令和4年12月28日、「暴れん坊将軍II」の第129話「呪いのほうき星」が再放送された。これはハレー彗星が接近した昭和61年(西暦1986年)の前年、昭和60年(西暦1985年)に本放送された回。 /#享保レトロ/ /#昭和レトロ/
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松永弥十郎(元火付盗賊改方同心):綿引勝彦/
└→劇中では役人を辞めたあとの素浪人。エンディングのナレーションによると数年後、南町奉行所の同心になった。
工藤玄蕃頭(火付盗賊改方長官、悪役):山本昌平/
「暴れん坊将軍2」129 松永弥十郎(演:綿引勝彦)は元火付盗賊改方同心。劇中では既に素浪人。エンディングのナレーションによると数年後に、南町奉行所に再就職し、大岡忠相の配下になったらしい。 これは設定上、享保時代の話。
綿引勝彦は「鬼平犯科帳」(平成元年開始)で長谷川平蔵(演:中村吉右衛門)の密偵・大滝の五郎蔵を演じた。「鬼平」は吉宗の曽孫・家斉の治世の初期に行われた寛政の改革の時代の話で、当時、吉宗の孫・松平定信が老中だった。
冒頭、大岡忠相(演:横内正)と並んで登場した火付盗賊改方長官・工藤玄蕃頭(演:山本昌平)が悪役だった。「史実」における歴代の火盗改長官を調べてもこの名は見当たらない。なお、安部信旨(安部式部)は雲霧仁左衛門(架空の盗賊)のライバルとされているようだ。
「暴れん坊将軍2」127話
劇中、空に見えた彗星はハレー彗星ではなかった。 このことはナレーションでも言及されていた。
綿引勝彦は「鬼平犯科帳」で大滝の五郎蔵(長谷川平蔵の密偵)を演じた。「鬼平」は寛政の改革の時代の話で、当時は家斉(吉宗の曽孫)の治世の初期。松平定信(吉宗の孫)が老中だった。
江戸時代、ハレー彗星が接近したのは1607年(慶長12年)、1682年(天和2年)、1759年(宝暦9年)、1835年(天保6年)だった。 徳川吉宗は1684年11月27日(貞享元年10月21日)生まれ、1751年7月12日(寛延4年6月20日)没。吉宗の存命時にはハレー彗星は地球に接近していなかった。
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〔令和4年12月〕
関連語句
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参照
/暴れん坊将軍「夜空燃ゆ! 呪いのほうき星」再放送予定 | 虚実歴史のブログ (ameblo.jp)/
吉宗(1684~1751)が将軍だった時代(1716~1745)の前後の火付盗賊改方
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