平成レトロ（令和3年9月）

「平成レトロ」がテレビに出ると、「レトロは昭和だろ！」という反発があるが、
「レトロ」は明治・大正の文化を指すことも多いので、
昭和に限定する方に違和感ある。

「平成がレトロ…」にショック受け気持ちはわかる。

でも平成1桁は、20年以上前なのよ…#サタデープラス
— kinuko kuwahata (@kinuko_kwht) September 17, 2021

「レトロ」なる言葉が世に出た当初は、

・少し昔＝近代の文化
・ノスタルジーを感じるもの

…の総称で、必ずしも「昭和」に限定されていなかったと思う。
明治後期～大正～昭和初期あたり？

赤レンガ倉庫やガス灯など。
「大正ロマン」もレトロの一部だった気がする。#サタデープラス #平成レトロ
— kinuko kuwahata (@kinuko_kwht) September 18, 2021

「平成レトロ」に反発を覚えるかどうかは「レトロ」という言葉の解釈の違いによると思う。

そもそもは「懐かしさを感じる、少し昔のもの」ものに対して使われていた。たぶん。

江戸時代以前は遠すぎて、近代化以降の洋風の文化・建造物等を形容する言葉が「レトロ」だった気がする。#サタデープラス
— kinuko kuwahata (@kinuko_kwht) September 18, 2021

「昭和」と「レトロ」がセットになったのは比較的最近な気がする。
体感として映画『三丁目の夕日』以降。昭和30年代が「レトロ」の対象になった。
それ以前は、いわゆる「モダン」なものが「レトロ」と呼ばれた。
『三丁目』の後、昭和40～50年代も「レトロ」になった。確証はない。#サタデープラス
— kinuko kuwahata (@kinuko_kwht) September 18, 2021

「平成レトロ！？　レトロは昭和でしょ！」
と反発する層に、
「レトロって、大正ロマンのことじゃないの！？」
みたいな違和感を覚えるのは、昭和生まれでも少数派でしょうか？

厳密には明治～大正～昭和初期。
「明治モダン」は意外と新しい造語な気がする。
違ったらごめん(_ _)#サタデープラス
— kinuko kuwahata (@kinuko_kwht) September 18, 2021

山下メロさんの活動は、ひっそり応援しているのですが、「平成レトロ」以外の別の呼び名「平成○○」が生まれて浸透してもいいと思ってます。

しかし
・「レトロは昭和だけ！」と限定される。
・「明治モダン」「大正ロマン」「昭和レトロ」と呼ぶことが決まっている。
この２点に違和感があります。
— kinuko kuwahata (@kinuko_kwht) September 18, 2021

ここ数年の間に近現代の文化を
「明治モダン」「大正ロマン」「昭和レトロ」
と呼ぶとインターネット上で決まったらしい。

「大正ロマン（浪漫）」は昔から使われていたと思う。「明治モダン」「昭和レトロ」はそれに合わせた造語か。
「昭和モダン」（1930年代）の方が言葉として歴史ある気がする。
— kinuko kuwahata (@kinuko_kwht) September 18, 2021

ちなみに私、おニューの服など着てると、

母（昭和生まれ）には「モダンだね」
祖母（大正生まれ）には「ハイカラだね」

などと言われたものでした。

祖母は大正2年生まれで、女学校に通っておりました。袴に三つ編みの女学生スタイルの写真を見た記憶があります。ハイカラさんですね。#平成レトロ
— kinuko kuwahata (@kinuko_kwht) September 18, 2021

「モガ」「モボ」という言葉があります。
「モダンガール」「モダンボーイ」ですね。
これらの言葉が流行したのは大正時代から昭和初期らしいです。

つまり「モダン」は、むしろ大正～昭和初期の文化・風俗を表わす言葉であると感ずるのですが、どうでしょう。#平成レトロ #大正ロマン #明治モダン
— kinuko kuwahata (@kinuko_kwht) September 18, 2021

〔午前8:43 · 2021年9月18日～午後5:56 · 2021年9月18日〕

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