オウム真理教の教祖・麻原彰晃（松本智津夫）没後3年、遺骨は次女へ引き渡されることになった

敢えて田島英一氏の考えに倣って日本人の靖国参拝を元オウム信者の信仰と一緒に考えてみるといずれも憲法上、信仰は自由だから信仰自体を罰することなどできない。オウム信者が法的に問題とされるのは信仰その物でなく信仰に基づいて行ったテロ行為の方である。

だから一般人が旧オウム信者に対して採るべき対策は、旧オウム信者の信仰は自由にしておいて、旧信者がテロを起こしたくてもできないような防衛策を考えるべきだ。佛教徒だろうと基督教徒だろうと犯罪をする奴はいるわけである。

佛教徒だろうと基督教徒だろうと犯罪をする奴はいるわけである。信長や秀吉はそのために宗教そのものを根絶しようとした。靖国参拝をしていた人が参拝を自粛したところで思想信条（心情）は何も変わらないだろう。

社会がオウムに圧力をかけるとするとそれは宗教団体としてのオウムでなくテロ集団（予備軍）としてのオウムを監視するという形になる。靖国参拝も参拝という行動が問題視されるが、参拝の理由となる「英霊への尊敬の念」などは個人の思想の自由である。

オウム真理教は佛教の亜流であり、統一教会は基督教の亜流である。日本人は12月になると聖誕祭を祝うように外国の宗教にハマりやすい。

オウムの場合、信仰その物は憲法で認められている「信仰の自由」があるので罰することはできない。オウムが問題なのは宗教団体として危険なのでなくテロ集団として危険なのである。

一部の親中派の日本人が日本の政治家の靖国神社参拝をオウム信者の信仰に喩えて批判していた。戦争とテロを混同するのも問題だが、假に靖国参拝がオウムと同類だとしても個人の思想信条としては自由である。靖国参拝自体はミサイルも發射しないし爆弾も落とさない。

ついでに言うと学校の行事などで日の丸と君が代に対して無礼な態度をとったとして教師などが処罰されることがあるが、これらは日の丸と君が代を嫌がる思想信条が罰せられているのではなく、その思想信条に基づいてとった行動が問題視されているのである。

学校の教師で日の丸と君が代が嫌な人は中華学校か朝鮮人学校かインターナショナルスクールか私塾にでも轉（転）職すれば意見が採用され、日本の国旗・国家から逃げられる可能性がある。その旗や歌がある職場に留まった上で無視するのは一種のパフォーマンスであろう

統一教会は基督教の亜流で、オウム真理教は佛教から出た。イスラム教から過激派、イスラム国が出た。ナニ教の信者でも霊感商法やテロをやれば犯罪者だが、信仰の自由を憲法で認めている国は、信仰そのものを縛れない。

2015/2/10/18:11tw

松本元死刑囚の遺骨については、オウム真理教の後継団体の信者らが崇拝の対象とするおそれがあるとして、公安当局も警戒中

「二女」と「次女」、両方の表記がある。後継団体の信者が遺骨を崇拝する恐れがあり、公安当局が警戒しているらしい。

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