タツノコプロの「科学忍者隊ガッチャマン」は東映の戦隊シリーズによって模倣されたが、鳥をモチーフにした要素は「鳥人戦隊ジェットマン」で復活し、忍者の要素は「忍者戦隊カクレンジャー」などに受け継がれた。
中村主水なんかは「実力はすごいけど世をひねて昼行灯を演じている」だし、遠山の金さんや暴れん坊将軍、水戸黄門なんかは「権力者が身分を隠して世直しをする」だし、時代劇はいろんなキャラクタ類型を持ってるよね。
かつて時代劇の多くは変身ヒーローものの特撮に近かった。主人公が本当の身分や職業を隠して庶民の中に紛れており、場合によっては2つの名を使い分けているというパターン。
〔⛩ミケ猫丸・2月6日東京ガーデンシアター⛩@miketokam15〕
時代劇ヒーローと特撮変身ヒーローの共通点って多いよね。 時代劇ヒーローはクライマックスで、世を忍ぶ仮の姿から本来の身分を明かして成敗ってパターンが多いが、それは「変身」ではないだろうか。
徳田新之助→徳川吉宗
速水長三郎→松平長七郎長頼
遊び人の金さん→遠山左衛門尉 など。
〔午前0:00 · 2017年9月7日·Twitter for Android〕
BS-TBSでやってる『水戸黄門』(第13部)の再放送を見て、おじいさん・おばあさん向けの戦隊モノだなって感じた。 アクション満載、里見浩太朗さんらキャストもイケメン、勧善懲悪ストーリーの一話完結型。 僕個人的には、中谷一郎さんの"風車の弥七"が渋すぎて萌えているところです。
〔午前0:41 · 2017年9月12日 東京 世田谷区から·Twitter for Android〕
水戸黄門、大江戸捜査網、影の軍団、仕事人その他、往年の時代劇は和風スーパー戦隊シリーズか和風変身ヒーロー番組だった。逆に月光仮面、仮面ライダーやスーパー戦隊の源流が時代劇かもしれない。変身忍者嵐や忍者戦隊はそれが結実した結果。
人間がウルトラマンに頼り過ぎないように、主人公が敢て変身をしない、または遅らせることもあった。水戸黄門が「日本の庶民がいつまでも葵の紋所に頼るようでは、この国はダメだ」と思って旅を自粛する話でもあったら面白いのだが、それはないか?
LiNK先:〔https://twitter.com/Dsk_iwk/status/920308282404642816〕
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〔特撮 時代劇〕(twilog)
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