中井貴一主演『雲霧仁左衛門4』再放送「大脱走」(NHK)

 

雲霧仁左衛門4 | NHK BS時代劇
劇中の時代は享保時代(1716~1736)、吉宗の時代。どうしても「鬼平」の影響で家斉の治世の初期の寛政時代(1789~1801)と錯覚してしまう。
老中・安藤帯刀(演:小野武彦)が登場。吉宗の時代の老中にこの名は見当たらないので、架空の老中だろう。
午後6:53 · 2020年7月4日
 
雲霧仁左衛門4 | NHK BS時代劇
市中引き回しの場面で、先頭の看板に元号と日付が書かれてあったはずだが、よく見えなかった。看板の末尾に「奉行」と書かれてあり、罪人の処罰は南北いずれかの町奉行の管轄で、火付盗賊改方ではなかったようだ。
午後6:55 · 2020年7月4日
 
雲霧仁左衛門4 | NHK BS時代劇
ラストシーン、シャボン玉を飛ばしている男が歩いていて、背景に「おかし」と書かれた旗か看板のようなものが見えた。「お菓子」であれば旧仮名遣いで「おくわし」のはずだが、(続く)(続き)日本語の「くわ」kwaが「か」kaになる唇音退化(しんおんたいくわ→~たいか)が享保時代の江戸で進んでいたのだろう。
午後6:58 · 2020年7月4日〕〔午後6:59 · 2020年7月4日
 
雲霧仁左衛門4 - NHK

「雲霧仁左衛門」は中国の簡体字では「云雾仁左卫门」になるであろう。

『雲霧仁左衛門4』再放送「大脱走」
午後7:52 · 2020年7月4日
 
雲霧仁左衛門4(「大脱走」について)
劇中、人間が滑車を使って仲間を駕籠ごと引き上げた。あれが普通の定滑車だと力の方向を変えるだけなので、「降りる人」の体重が「上がる人+駕籠」の合計重量より重くないと引き上げることができなかっただろう。自重より重いものを引き上げるには滑車を「輪軸」にする必要があった。
午後8:01 · 2020年7月4日
 
〔#呉音と漢音
自重(じぢゅう→じじゅう):自らを重んじること。自分の重さ。
自重(じちょう):自らを重んじること。自分の健康に気を付けること。言動を慎んで、軽はずみなことをしないこと。
中国語ではどうか。中日辞典を引くと「自重」zìzhòngがあった。
午後8:05 · 2020年7月4日
 
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〔2020年(令和2年、享保305年)6月

〔2020年(令和2年、享保305年)7月

 

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仁左衛門 [1]〕~〔仁左衛門 [6]〕〔雲霧 [1]〕~〔雲霧 [5]〕

〔#呉音と漢音

仁左衛門 @kyojitsurekishi〕〔仁左衛門 大脱走〕(twitter)

 

参照

雲霧仁左衛門』『蠢動』【作品
2013-10-04 03:43:43