室町時代の1549年(天文18年)にフランシスコ・ザビエル(Francisco de Xavier)が日本にキリスト教を伝えた。
宣教師たちは欧州が東アジアを支配するための先兵だったらしい。
織田信長はそれに気づきながらも、軍事物資を手に入れるため、欧州と手を結び続けた。
イスパニア(NHKスペシャルでは「スペイン」)はシナの明朝(Ming Dynasty)を支配するため、戦国日本の軍事力を当てにしていた。
本能寺の変で信長が倒れ、豊臣秀吉の天下に移った。
しかし、秀吉は欧州を警戒し、1587年(天正15年)にバテレン追放令を出していた。
秀吉もイスパニアと同様、明を支配しようとして、朝鮮に出兵(文禄・慶長の役、万暦朝鮮之役、壬辰倭亂)。
欧州と東アジアで大戦争が起こる恐れがあった。
そして1598年(慶長3年)、フェリペ2世(Felipe II、Philip II of Spain)と豊臣秀吉が相次いで他界。
スペインと日本の東アジア支配の夢は消えた。
関連語句
〔2020年(令和2年、慶長425年)6月〕
関連語句
〔#NHKスペシャル〕(twitter)