今までの4月入学・進級制度では、こうなっていた。
西暦X年4月2日から西暦X+1年4月1日までに生まれた人が同学年。
西暦X+4年4月から年少組(満3歳→4歳)。
西暦X+5年4月から年中組(満4歳→満5歳)。
西暦X+6年4月から年長組(満5歳→満6歳)。
西暦X+7年4月、小学校入学(満6歳→満7歳)。
西暦X+8年4月、小2に進級。
西暦X+9年4月、小3に進級。
西暦X+10年4月、小4に進級。
西暦X+11年4月、小5に進級。
西暦X+12年4月、小6に進級。
西暦X+13年4月、中学入学。
西暦X+14年4月、中2に進級。
西暦X+15年4月、中3に進級。
西暦X+16年4月、高校入学。
西暦X+19年4月、大学入学。
西暦X+23年3月、大学卒業。
留年せず、現役合格の場合。
 

西暦2020年4月に小学校に入学した子供たちはX+7=2020であるから2013年度生まれであり、2014年の早生まれを含む。今までの制度が続くと、2021年4月から小2、2022年4月から小3になるはずだった。これが9月入学制度の導入でどうなるか。今の学年が半年延長され、2021年9月から小2になるか。

また2020年5月の時点で年長組の子供は、2014年4月2日~2015年4月1日生まれで、今までの4月入学制度では2021年3月に卒園、4月に小学校に入学する予定であった。これが2021年9月入学となると、4月から「小学0年生」になるのであろうか。

将来的にはX年9月2日~X+1年9月1日生まれが同学年というように、学齢の区切りが秋を境にするよう改められるか。

もしこの「目標」が2021年入学の世代に適用されると、2014年9月2日~2015年9月1日生まれが2021年9月就学ということになり、2015年4月~8月生まれが2021年9月に就学することになる。この学年は從来の4月入学制度では2022年3月卒園の予定だったが、それが2021年8月に早まり、2021年4月から「小学0年生」になるとすると、幼稚園の生活は年中組で止まる。

また、今小学6年生の児童は中学進学が2021年4月から9月に変更され、2021年4月から8月まで「中学0年生」になるか。

9月入学制度はこのような幼児から大学生までのスケジュール全体に影響を与える。もちろん、これも50年、100年経過すれば、それが普通になるだろう。

 

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前後一覧

2020年5月

 

関連語句

1960年生まれ のび太〕〔未来の国からはるばると

 

参照

T-Cup掲示板>のび太世代、初代(1959年度生まれ)~50代目(2008年度生まれ)、まとめ 544

T-Cup掲示板>〔小学0年生〕 576