東山紀之主演「大岡越前5」。インフルエンザ流行。
流行性感冒は「はやり風邪」と呼ばれていたのか?
徳川吉宗(演:平岳大)
忠相の父・忠高(演:津川雅彦)→故人
史実では忠相が南町奉行になる前に忠高が世を去っていたらしい。
忠相の母・妙(演:松原智恵子)
史実では北条氏重の娘。
北町奉行・伊生正武(演:高橋光臣)
史実では大岡忠相が南町奉行だった1717~1736年の時期の北町奉行はこの3人らしい。
中山出雲守時春:正徳4年(1714年)1月28日 - 享保8年(1723年)6月29日
諏訪美濃守頼篤:享保8年(1723年)7月20日 - 享保16年(1731年)9月19日
稲生下野守正武:享保16年(1731年)9月19日 - 元文3年(1738年)2月15日
伊生正武のモデルは稲生下野守正武か?これだと劇中の時代は1731年以降になる。
小石川養生所医師・榊原伊織(演:勝村政信)、結城新三郎(演:寺脇康文)
史実では「赤ひげ」のモデル・小川笙船だったか?
雪絵の父:吉本作左ヱ門(演:寺田農)
忠相の妻:雪絵(演:美村里江)
史実では大岡忠真の娘。
忠相の息子・求次郎(演:吉田隼)
2019年の作品で5歳の設定。史実では忠相には市十郎、忠宜(幼名:求次郎)、新三郎、娘(中山時庸室)といった子がいた。この求次郎が大岡忠宜(1709~1766)であれば数え年5歳になったのは1713年、満5歳になったのは1714年で、忠相の南町奉行就任前になってしまう。
南町奉行所同心:村上源次郎(演:高橋長英)
老中首座:松平乗邑(演:田村亮)
大岡忠相が南町奉行だった時代の老中は以下の人たち。
水野忠之(1717年 - 1730年)
安藤信友(1722年 - 1732年)
松平乗邑(1723年 - 1745年)
松平忠周(1724年 - 1728年)
大久保常春(1728年)
酒井忠音(1728年 - 1735年)
松平信祝(1730年 - 1744年)
松平輝貞(1730年 - 1745年)
黒田直邦(1732年 - 1735年)
本多忠良(1734年 - 1746年)
東山紀之主演の『大岡越前』では渋谷哲平が水野忠之を演じた。
水野忠之が老中を辞めたあと、松平乗邑が老中首座になったらしい。
松平乗邑が老中になったのは1723年。
水野忠之が老中を辞めたのは1730年なので、劇中の時代は1730年代前半であろうか。
田村亮は松平健主演『暴れん坊将軍』後期シリーズで、横内正の後に「2代目」大岡忠相を演じていた。
来週は吉宗が病気になり、跡継ぎをだれにするかという問題が出るようだ。
家重の名も出た。
実際は大岡忠相が1736年に寺社奉行になり、1745年に吉宗が将軍の地位を家重に譲り、大御所となって1751年没。和暦で同年、西暦で翌年に大岡忠相もこの世を去った。
大岡忠相(演:東山紀之)の息子・求次郎が登場。 この求次郎は大岡忠宜(1709~1766)であろうか。 忠相(1677~1752)が40歳で南町奉行になった1717年の時点で忠宜は8歳。 設定上、劇中の求次郎が5歳~7歳くらいだと、数え年だとしても、時代設定の面で少し無理がある。
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〔令和2年睦月〕
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