「水戸黄門の印籠」と北海道

「史実」では、徳川光圀が訪れた場所の最北端は勿来関（なこそのせき）、茨城と福島の県境に位置し、今では福島県いわき市の南端である。北海道はおろか、東北もほとんど旅していない。

小野寺まさる@onoderamasaruさんのツイート

北海道アイヌ協会の暴走を止める国会議員はいないのか？道での被害が全国に拡がろうとしている今、これを阻止しなければ大変なことになる。しかし、アイヌ協会にとって“水戸黄門の印籠”のような「国連の先住民決議」を、勉強もせず国会議員全員が賛成をしたのだから無理な話なのか…

13:05 - 2011年6月16日（2011年は平成23年、パナソニックドラマシアターの『水戸黄門』が一旦「終了」した年）

水戸黄門こと徳川光圀が訪れた土地で一番北は勿来関（なこそのせき）、つまり福島県いわき市南部ですが、TBSの「水戸黄門」では光圀一行が蝦夷を訪れる話が東野英治郎の時代と里見浩太朗の時代に2回作られています。

0:59 - 2013年6月18日（2013年は平成25年、里見浩太朗主演の『水戸黄門』が舞台世復活）

アイヌにとって「水戸黄門の印籠」はアイヌモシリを支配した和人の権威の象徴であり、言わば敵のシンボルですが、アイヌ協会がよりどころ（?）にした国連の決議が「水戸黄門の印籠」に喩えられるのは何とも皮肉ですね。

@kyojitsurekishi 「なぜ時代劇は滅びるのか」では監督と俳優の問題が強調されているが視聴者の問題も無視できないだろう。必殺シリーズで毎回「中村主水が嫁姑にいびられる場面」を見たがり、水戸黄門で毎回「印籠シーン」を見たがった視聴者が時代劇を「衰退」させたとも言える。

Arai Kaoru(@araikaoru)さん Twitter

映画「水戸黄門海を渡る」（1961年公開）を鑑賞。水戸黄門（長谷川一夫）の脇を固める助さん格さんが勝新太郎＆市川雷蔵というのが豪華メンバーすぎる。だがアイヌ民族の扱い方がひどすぎるなあ

3:08 - 2017年10月13日（平成29年、明治150年に相当、BS-TBSで武田鉄矢の『水戸黄門:がスタート）

「水戸黄門」は権威主義と中央集権の象徴のような時代劇で、光圀は倒幕の運動を阻止するために旅していたように描かれている（全国行脚はフィクション）。

「水戸黄門の印籠」は比喩で使われるときは、何らかの「権威」や「お墨付き」を批判的に言う場合が多い。それでいて視聴者の多くが「印籠シーン」を見たがるのは非常に不思議である。

「水戸黄門」の映画検索結果 - KINENOTE（キネノート）

「海」の右下は本来「母」である。長谷川一夫主演「水戸黄門海を渡る」（1961）

胡乱(@uron45102)さん Twitter

水戸黄門7部「群狼の罠-松前-」ついに北海道上陸。松前を牛耳る北海屋に楯突く猟師の善作（中村竹弥）おせい（伊藤るり子）父娘、勘当中の兄の文吉（三上真一郎）は北海屋の番頭という複雑な関係。善作からお春の父親の行方を聞き出したが、北海屋に命を狙われ、蝦夷の奥地へ逃げる一行（つづく）

西暦1976年（昭和51年）7月19日放送の第7部第9話でも蝦夷（北海道）が舞台になったことがあるようだ。

AmebaBlog＞『水戸黄門』と蝦夷 2010-10-26 21:00:16

「副将軍」は架空の肩書であろうが、その上にいた将軍・綱吉は「征夷大将軍」であり、「蝦夷を征伐する」ための将軍であった。「中納言」は太政官に置かれた令外官のひとつだが、その上の天皇は蝦夷を支配しようとした大和朝廷の大王であった。

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