物語は1945年の夏の終戦から秋、冬に進んでいた。闇市で男がハーモニカを吹き、「りんごの唄」を演奏。並木路子の「りんごの唄」は1945年(昭和20年)10月10日公開の映画『そよかぜ』(松竹大船)の挿入歌で、1946年(昭和21年)1月にレコードが出たらしい。 

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今回、NHKは偉かった。復員した兵士が「北支の部隊にいた」と言い、「ホクシ」が何処か解からない子供に「シナ(支那)の北の方」と説明していた。終戦直後の日本語では「シナ」使用は普通だっただろう。中華人民共和国成立は昭和24年、日本との国交正常化は昭和47年だった。

字幕では「昭和21年(1946年)5月」と出た。元号が先で、カッコの中に西暦。芦田愛菜ちゃんのナレーションでは「昭和21年5月」という風に元号と月だけ。 では「明治5年」の時代に入った。今の日本ではこれを「西暦1872年」に置き換えないと理解できない人が多いだろう。
今井鈴(演: 松坂慶子)は何度も「私は武士の娘です」と言っていた。昭和20年(1945年)の時点で明治元年(1868年)から77年経過していた。平成30年(2018年)から77年前は昭和16年(1941年)、真珠湾攻撃の年だった。