返信先: さん
「せっかく天皇陛下が国民のことを考えてくれたのに政府がわかってない」「天皇は国民のことを考えない」どちらが正しいかはともかく、天皇が象徴である以上、新元号は国民の代表である政府が決めるんでしょう。どう混乱してもそれは国民一人一人の自己責任です。

この論理だと今まで天皇が崩御するたびに国民生活は混乱していたのか?光格天皇譲位の時は混乱しないで、仁孝天皇崩御の時は混乱したのだろうか?
早い時期に意向を表明なされたのは、国民生活への影響を考えてのことである。

昭和45年は西暦1970年。換算が怪しくなるのは本人の自己責任。
西暦1926年は大正15年、昭和元年。西暦1989年は昭和64年、平成元年。これくらい元号に慣れていればわかる。今の日本人は改元しただけで改元の時期をすぐ忘却するほど「堕落」したのか?
「次の元号元年」=「平成31」=「2019年」ということは来年であればみんな覚えているだろうが、次の元号になってから時間が経つにつれ、年号計算の換算は怪しくなっていく。
年号の読み間違いでの問題も起きかねない。

こういうtweetがあった。確かにシステムエンジニアが望む改元のシステムは、次の次、そのまた次の元号の時期も名称もあらかじめ公表してもらう形だろう。果たして可能かどうか。

1868年:慶応4年→明治元年
1912年:明治45年→大正元年
1926年:大正15年→昭和元年
1989年:昭和64年→平成元年
日本人であれば、改元後、何年経っても「平成31年」と「次の元号元年」が「西暦2019年」であることを覚えておくべきだろう。

新元号の事前公表を望む人たちを満足させる「改元」とは、例えば来年以降、政府が天皇の在位期間と無関係に一定期間(例えば30年)経ったら改元するように決めて、2つか3つ先の元号をあらかじめ決めて事前に公表しておくというような形式だろう。

「天皇の生前退位は国民の混乱を避けるためだったのに、政府が社会の混乱を招いている」と考える人がいる一方、「天皇のせいで社会が混乱している」と考える人もいるのか?それでは崩御による改元であれば国民は「混乱」しないのか?
22:32 - 2018年11月20日        

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