最終回、大久保利通が受け取った電報では「官軍」が「カングン」、「西郷」が「サイゴウ」、「候」が「ソウロウ」を通り越して「ソロ」になっていた。旧かなづかいでは「クワングン」「サイガウ」「サウラフ」のはず。現代かなづかいは明治時代の西南戦争の頃から使われていたのか?
大久保利通は明治11年(1878年)に他界したが、大久保は明治10年(1877年)までを創業と戦乱の時代とし、
明治20~21年が内政を固める時代、明治21~30年で政治を次世代に譲る考えだったようで、
明治元年(1868年)~2年(1869年)、戊辰戦争
明治10年(1877年)、西南戦争明治7年~23年、自由民権運動
明治20年(1887年)明治22年、大日本帝国憲法制定明治27年~28年、日清戦争
明治30年(1897年)明治37年~38年、日露戦争
明治40年(1907年)明治43年、日韓併合
10:49 - 2018年4月27日(平成30年)
多分、これでいいと思う。もし間違っていたら修正したい。
文化・文政~明治・大正・昭和・平成、西暦と元号対照表 - teacup.ブログ“AutoPage”
「明治50年」に当たるのは大正6年。
「明治60年」に当たるのは昭和2年。
「明治70年」に当たるのは昭和12年。
「明治80年」に当たるのは昭和22年。
「明治90年」に相当するのは昭和32年。
「明治100年」に相当するのは昭和42年。
「明治110年」に相当するのは昭和52年。
「明治120年」に相当するのは昭和62年。
明治1桁、明治10年代、明治20年代、明治30年代、明治40年代 - teacup.ブログ“AutoPage”
「明治130年」に相当するのは平成9年。「明治140年」に相当するのは平成19年。
御厨貴教授bot(@mikuriyabot)さん Twitter
平成は約30年で終わることになったが、明治も30年で切ってみると面白い。明治30年ごろ、「この国もある程度のところまできた」という感じを国民が持つようになる。維新から30年たって20世紀に入るまでの間に憲法ができ、統治制度も整った。(2018年3月15日付『毎日新聞』「明治150年」)
明治20年は西暦1887年。
明治27年は西暦1894年、日清戦争が起きた。
明治30年は西暦1897年。
明治33年は西暦1900年。
明治37年は西暦1904年、日露戦争が起きた。
明治40年は西暦1907年。
明治43年は西暦1910年、日韓併合。
文書の年号の西暦化が進んでいるようだ。「役所の手続きで元号を書くのが面倒」という「西暦派」が多いが、これは今の日本で「役所」以外の「世の中」が西暦に移行して、元号を使う機会が減っている証拠。逆に西暦だとわからない「元号派」の不満の方が大きいはずだ。
『翔ぶが如く』の終盤、西南戦争の時、西郷從道(演:緒形直人)が薩摩に戻ると、糸(演:田中裕子)が「貴方は東京にいてなぜ戦を止められなかったのか」と詰問した。信吾は返すことばがほとんど無かったが、本心では「では皆さんは薩摩にいながらなぜ戦を止められなかったのか」と聞きたかったはず。
関連語句
参照
西暦・明治・大正・昭和・平成