江戸時代、天皇が即位した後、最初の改元による元号だけを取り出してみる。
時代は安土桃山時代に移行。
1586年(天正14年)に第107代 後陽成天皇が即位。グレゴリオ暦1593年1月10日(天正20年12月8日)、「天正」から「文禄」に改元。この改元理由は後陽成天皇の代始改元だが、即位6年目で歴史上3番目に長い。
1611 第108代 後水尾天皇(在位1611 - 1629△)
1615 元和1615-1624 大坂夏の陣
即位から改元まで4年。
第109代 明正天皇(在位1629 - 1643△)の時代は、先代・御水之尾天皇の治世の2つ目の元号「寛永」が引き続き使われ、明正天皇在位中の改元は無し。
「明正」は「めいしやう」らしいが「めいせい」か「みやうしやう」とすべきではないか。
1645 日本の元号は正保。寛永21年12月16日(グレゴリオ暦1645年1月13日) 後光明天皇即位のため改元。
1655 第111代 後西天皇(在位1655 - 1663△)
1655 明暦(~1658)
1673 延宝(~1681)
1687 第113代 東山天皇(在位1687 - 1709△) 生類憐みの令
1688 元禄(~1704)
一世一元の原作から見ると「宝永」が無駄だった。
1709 第114代 中御門天皇(在位1709 - 1735△) 綱吉没。6代将軍・徳川家宣
一世一元の原則から見ると「延享」が無駄。
1762 第117代 後桜町天皇(在位1762 - 1770△) エカテリーナ2世即位
1764 明和(~1772) 将軍:家治
1770 第118代 後桃園天皇(在位1770 - 1779)
1772 安永(~1781) 将軍:家治
1817 光格天皇譲位(その後、2019年まで天皇の生前退位はなかった)
1817 第120代 仁孝天皇(在位1817 - 1846)
1818 文政(~1831)
遠山金四郎、天保の改革で有名な「天保」と「弘化」が無駄だったことになる。
1846(弘化3) 第121代 孝明天皇(在位1846 - 1866)
1848 嘉永(~1855) 将軍:家慶→家定
幕末の元号「安政」「万延」「文久」「元治」「慶応」は無駄だったことになる。
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参照