『はだしのゲン』でも少しだけ沖縄戦が触れられている。
汐文社単行本1巻169頁。中公文庫1巻175頁、「昭和二十年六月――広島市は 食糧が底をつき 飢餓状態だった」という説明。
中岡家が知人から多くの芋をわけてもらうが「ヤミ」であったため、警官によって没収される。
ゲンと英子、進次が家の屋根にPの文字を書く。単行本1巻178頁、文庫1巻184頁
そのころ、6月23日、沖縄で日本軍兵士10万9000人、沖縄市民10万人戦死。
単行本1巻180~182頁、文庫1巻186~188頁
君江倒れる。ゲンと進次が孤児の兄弟と偽って浪曲で金を稼ぐ(数日間)。両親にばれる。ゲンと進次は家で家族に浪曲を披露。
7月6日、アメリカのニューメキシコで初の原爆実験。、単行本1巻202~205頁、文庫1巻208~211頁


1945年(昭和20年)当時は明治元年(1868年)から77年が経過していた。奄美と沖縄にとって明治維新とは何だったか。 を見ながら考える人はいるだろうか。

6月23日は だった。

では、昭和20年、ゲンの兄・浩二が海軍に志願した時に岩国の工業地帯が空襲を受け、次に中岡家が知人からたくさんの薩摩芋らしき芋をもらったものの一人の警官によって没収され、それが6月、 があった時期の出来事だった。

「白旗の少女、生き延びたのが罪なんて」有村架純さん ( 軍事 ) - あらいぐま君のブログ - Yahoo!ブログ

「はだしのゲン」は呉に対する爆撃が描かれているので「この世界の片隅に」とつながっているし、 も描かれているので「ひめゆりの塔」「白旗の少女」とよながっており、引揚者の苦悩も描かれている点で「開拓者たち」「大地の子」ともつながっている。

「この世界の片隅に」と広島㉛(江波その22 すずとゲン) - 蛙のねごと −広島の街編ー - Yahoo!ブログ 

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