「ドラえもん」では「のび太は世界でただ一匹」の原作ではトキの保護がニュースになっていた。劇中の新聞は1981年付。2009年にアニメ化された時はトキでなくイリオモテヤマネコの話題で話が始まっていた。


「タイムマシンがなくなった!!」ではのび太がドラえもんの道具を使いっぱなしにしていたことで騒動になったが、ドラえもん自身もそういうことをよくやっており、「パラレル西遊記」がその一例。ドラえもんの所業は恐竜ハンターやギガゾンビと紙一重かも知れない。

がのび太の部屋に道具を放置して、それをのび太が使って大騒動、あるいはドラえもんとのび太がいないときに、のび太のママが「ひみつ道具」やそれに関する物をいじったり捨てたりして大騒動…という展開は非常に多い。

「のび太の大魔境」「のび太と竜の騎士」この2つの作品には共通点がある。ドラえもんが「ひみつ道具」を空き地に放置、空き地の近所に住む神成さんがその道具を処分、その道具で異世界へ行っていた人(複数または一人)が戻れなくなる、または異世界へ行くのが難しくなる…。
「のび太は世界にただ一匹」の原作では、のび太が1981年(昭和56年)当時の新聞を見ていた。記事の内容は、環境庁がトキ(朱鷺)を保護するため、2羽を捕獲したというもの。

2018年5月18日に「のび太は世界にただ一匹」(27巻)のアニメがリメイクされる。前回は2009年9月4日放送。1981年当時の原作ではトキ2羽が、保護のため、捕獲された。2009年当時のアニメではイリオモテヤマネコが保護された。今回はライチョウが保護されるらしい。

「地平線テープ」子供が空き地で遊ぶと、近所の家の窓ガラスを割ってしまい、怒られる→のび太たちがドラえもんの秘密道具で自由に遊べる場所に行く→日常の世界でのママの行動により、のび太とドラえもんが異世界から日常の世界に帰れなくなる…というお馴染みの展開。

今回、のび太は絶滅しそうな動物に関するテレビ番組を見ていて、そこで主に話題になっていたのはライチョウ(雷鳥、ライテウ、Lagopus muta)だった。

この地主はなぜ空き地を空き地のまま放置しておくのか。神成さんはこの地主と話し合ったことがあるのだろうか。時々、この空き地は建築工事の材料置き場になるが、いつまでたっても、この空き地で建築工事が始まることはない。これが不思議。

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