荒井由実(松任谷由実)にとって「まちぶせ」は三木聖子のために作った歌で、「まちぶせ」というと石川ひとみの歌だけが紹介されるのは荒井由実にとって不満だろうが、石川ひとみにとってもカバー曲である「まちぶせ」1曲だけで語られるのは不本意だっただろうし、ファンにとっては尚更で、もし「石川ひとみ名曲ベスト10」をやるとしたら「まちぶせ」を排除した中でベストの曲を選びたいだろう。だから荒井由実やそのファンたちが「まちぶせ」を荒井由実または三木聖子の曲ということにしたとしても、石川ひとみのファンにとっては望むところで、石川ひとみの代表曲は「にわか雨」「恋」などだと思われた方がいいのかも知れない。

 

 

荒井由実本人が「まちぶせ」を歌うと危ない女に思えるという意見があるが、この「まちぶせ」が危ない女の歌であれば、荒井由実本人が歌うのは必然だったと言えよう。
 
1996年に荒井由実自身が「まちぶせ」をセルフカバーしたのは、「荒井由実が三木聖子のために作った歌」が石川ひとみで有名に「なってしまった」のを、自分の手に戻すためだったか。
皮肉にも荒井由実によるセルフカバーとほぼ同時期、國府田マリ子が「まちぶせ」をカバー。
國府田マリ子は石川ひとみより10歳年下で、三木聖子の「まちぶせ」が出た時、國府田マリ子は小1、石川ひとみのカバーが出た時、國府田マリ子は小6だっただろう。
1970年代後半から1980年代前半にかけて(または昭和50年代の前半から後半にかけて)、リバイバルブームがあったようだ。
「硝子坂」(木之内みどり→高田みづえ:昭和52年)と「まちぶせ」(三木聖子:昭和51年→石川ひとみ:昭和56年)、「私はピアノ」(サザンオールスターズ→高田みづえ:昭和55年)、松崎しげるの「愛のメモリー」(昭和52年)は昭和50年代の曲。
小林明子の恋におちて-Fall in love-」(昭和60年)と荻野目洋子の「六本木純情派」(昭和61年)、田原俊彦の「抱きしめてTONIGHT」(昭和63年)は昭和60年代の曲で、田原俊彦の「ごめんよ涙」は平成元年の曲。
きよしのズンドコ節」は平成14年の曲で「新しい」方だが、原曲はもっと古い。「アキラのズンドコ節」は昭和35年のカバー。
最後に出演者全員で「青い山脈」を歌ったようだが、できれば舘ひろしに歌ってほしかった。
21世紀に入ると雨後の筍のように「まちぶせ」が多くの歌手によってカバーされた。もはや作詞・作曲者にとって誰のカバーが「本物」かという問題ではなくなっている。

 

 

/@kyojitsurekishi/

#昭和の懐メロ の中で、山口百恵の「絶体絶命」と南野陽子の「接近(アプローチ)」は「夕暮れせまるカフェテラス」が舞台の歌で、石川ひとみの「まちぶせ」の舞台は「夕暮れの街角 のぞいた喫茶店」。三角関係や片思いの場としては定番なのだろうか。

/午前10:54 · 2014年7月5日/

 

石川ひとみの歌った曲のうち、「まちぶせ」(作詞・作曲:荒井由実)は少し「怖い」女性の歌だったが、その「怖さ」が「發展」したのが「恋」(作詞:岡田冨美子、作曲:玉置浩二)だった。その曲の歌詞だけが買えられた「乱」を小柳ルミ子が歌った。

/午前4:37 · 2015年8月10日/

 

三木聖子の歌った「まちぶせ」を石川ひとみがカバーしてヒットし、紅白歌合戦に出演。石川ひとみの「恋」を別の歌詞でカバーした小柳ルミ子がこれまた紅白出演。何とも皮肉な歴史の繰り返しである。 

/午前4:41 · 2015年8月10日/

 

2015年09月03日(木)
石川ひとみの「まちぶせ」を知らない人は多いだろうが、島谷ひとみが「亜麻色の髪の乙女」をカバーした時、ヴィレッジ・シンガーズを知らなかった人も多いだろう。
石川ひとみと島谷ひとみ、hitomiは別人で、hitomiが生まれたのは三木聖子が「まちぶせ」を出した1976年。島谷ひとみは石川ひとみの「まちぶせ」が出た1981年当時1歳。三木聖子と松田聖子と沢田聖子(さわだしょうこ<さはだシヤウこ)も別人。
 
 豊崎愛生による「まちぶせ」のカバー(2010)は三木聖子の歌による原曲(1976)が出てから34年後。石川ひとみによるカバー(1981)から34年後が2015年。
三木聖子の「まちぶせ」から荒井由実によるセルフカバー(1996)まで20年。それから19年経過。
 
三木聖子が「まちぶせ」を歌ったのは1976年。荒井由実によるセルフカバーが1996年なので、三木聖子の時から20年が経過していた。その1996年から更に20年経過した。
 
@kyojitsurekishi テレビ各局は歌番組で石川ひとみに出演したもらう時、「まちぶせ」ばかり歌わせるのやいい加減、やめた方がいい。
20:08 - 2016年6月28日
 

#喫茶店の日

#昭和の懐メロ三木聖子「まちぶせ」 
昭和51年(西暦1976年)
作詞・作曲:荒井由実
編曲:松任谷正隆

/15:35 - 2018年4月13日/

 
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