文庫1巻
第1話「ふたり心太郎」
主人公は明訓高校出身。
 
第2話「よれよれ18番」
岩田鉄五郎が18歳だったのは昭和15年(1940年)。東京倶楽部(後の東京メッツ)入団は昭和21年(1946年)。
大正12年(1923年)生まれで50歳なので1973年(昭和48年)当時。
 
第3話「あて馬」
第4話「ジンクス」
第5話「ガニマタ」
哲五郎51歳。この時点で1974年か。
 
第6話「スラッガー藤娘」
国立球一郎登場。
 
文庫3巻
第12話「ショーマン投手」
江川一高校の千藤光、1973年(昭和48年)の第55回全国高等学校野球選手権大会で優勝。
ドラフトの看板は昭和48年に見える。
しかし出場したオールスターゲームも1973年のシリーズ。
 
第13話「代打くノ一」
第14話「任侠三重殺」
ニューヨークメッツのメイズ引退。1973年9月9日。
伊達源三郎は昭和15年(1940年)、中等野球時代に岩田と対戦。
 
第15話「スチール100円」
シーズン最終試合まで。
 
第16話「秘打 鬼殺し」
昭和48年9月2日付と思われる新聞がある。
 
文庫4巻
第17話「ウォッス10番」
新潟西高校野球部のメンバーが麻丘めぐみと桜田淳子の話題。
 
第18話「恐怖のTO砲」
1973年秋のドラフト。南海が藤田学を指名。大洋が山下大輔と大橋康延を指名。阪急が江川卓を指名。
メッツが唐部大樹と丘知将を指名。
プロ1年目は1974年、長嶋茂雄現役最終年。
江川卓は法政大学に進学。これは『ドカベン』明訓編初期に相当。
 
第19話「モビー・ゴッド -鯨神(げいしん)-」
海王神人は大洋に入団、5月が初打席。阪神の監督が金田正泰。
 
第20話「ガッツ10番」
ドラフトで野村監督の南海が日下部を指名。メッツが富樫平八郎を3位で指名。これは1973年のドラフトか。
日下部は早稲田に進学。
富樫はメッツ二軍入り。1973年のドラフトで指名されて74年がプロ1年目だったTO砲が既に先輩としてメッツに在籍。丘が富樫に背番号10を譲る。
昭和49年(1974年)秋のドラフトでメッツが日下部を1位指名。
劇中では4年が経過した設定だが、実際は1年しか経っていない。
5月7日火曜日(1974年のカレンダーではこの日が火曜)、新潟第一球場、メッツ対阪神戦。
 
文庫5巻
第21話「どんじり」
TO砲がいるので1974年以降。中日の投手は星野仙一。
 
第22話「鉄五郎のバラード」
回想シーンは昭和13年(1938年)夏の中等野球。日中戦争(1937~)は始まっていたが、真珠湾攻撃(1941)の前で、その時点で審判は「いいタマ!打者ダメ!」と言っていた。
鉄五郎の恋人だった当馬可奈子は昭和49年(1974年)6月1日没。
 
第23話「あばしり安」
第24話「コンピュータ審判」
回想シーンは岩田鉄五郎の職業野球入り初勝利のころ。主審は「いいタマ 打者ダメ―」と言っていた。しかし「よれよれ18番」によれば鉄五郎のプロ入りは終戦の翌年であり、「ストライクバッターアウト」という言い方が復活したのは戦後少し経過してからだろうか。
 
第25話「豪打鏡獅子」
第26話「スラッガー10番」
中日の藤波がルーキーなので1974年当時。
 
第27話「よっぱらい投手」
阪神の監督が金田正泰だったようで、1974年か。
 
第28話「監督はつらいよ」
星野仙一が故意落球。
 
文庫6巻
第29話「北の狼 南の虎」
昭和46年(1971年)2月、白大雪高校に火浦健在籍。
火浦、野球部を辞めて、服役2年。
夏の甲子園は熊本代表阿蘇高校優勝、王島大輔が活躍。1973年か。
この場合、火浦と王島の高校入学は1970年4月以降であり、1973年3月には高校を卒業しているはずであり、1973年度で高3であれば、高校入学は1971年4月で、冒頭の1971年2月ではこの兄弟は中3だったことになる。
阪神が王島を指名。今の西武ライオンズは太平洋ライオンズだった時代。
火浦はメッツにテスト合格。翌年のプロ1年目でメッツ優勝。
 
第30話「白球七五三」
「北の狼 南の虎」の続編で、火浦がプロ1年目で優勝投手になり、国立球一郎はホームラン王、日本シリーズは東京メッツとロッテの大戦。1974年の弐本Sは「史実」では中日対ロッテ。
 
第31話「ルーキー15歳」
メッツに火浦とTO砲、日下部がいて、阪神の監督が金田正泰だったので、1974年。
 
第32話
「おれは長島だ!」
1974年、長嶋茂雄現役最後の年に長島太郎がメッツ入団。この話ではメッツは最下位で、セリーグ優勝は「史実」どおり、中日。メッツのレギュラーメンバーの中にTO砲、日下部がいた。
 
第33話「よれよれ大リーガー」
第34話「熱球白虎隊」
国立玉一郎の白新高校時代の話。旧友が山井英司。
 
第35話「孫市オン・ステージ」
阪神の監督が金田正泰。
 
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