8歳だった子供が21歳に。13年経過。
1691年から13年前は1678年か。
 
中村嘉葎雄といえば新仕置人の巳代松。 体制派の水戸黄門と反体制派の必殺シリーズでは両方に出た俳優は多い。
坂本龍馬を演じた武田鉄矢が水戸黄門を演じるくらいで驚いて批判するような人は過去の時代劇を持った見た方がいい。北大路欣也は家康と竜馬(龍馬)を演じた。
 
武田鉄矢氏主演の「水戸黄門」で篠田麻里子さんが演じているのは「詩乃」という女忍者の役。別に「由美かおるの役」を演じているわけではない。
 
平成初めに生まれた人にとって物心ついた時の水戸黄門は西村晃、助三郎はあおい輝彦、格之進は伊吹吾郎で、里見浩太朗は水戸黄門のイメージだろう。
 

返信先:@kouhou_mitoさん,@mayor_takahashiさん@okinawa_pref/

水戸黄門の諸国漫遊はフィクションだが、もし実際にもし光圀があんな旅をしていたら、路銀の財源として年貢が高騰し、水戸の民衆が激怒しただろう。 

/国連演説の翁長知事を提訴へ 沖縄の有志 資格外で「公費返還を」 - 産経ニュース

 
里見浩太朗が「助さん」だった時代を知らない世代がいるなら、武田鉄矢の水戸黄門を見ている人の中にも金八先生を知らない世代、刑事物語を知らない人がいるだろうか。そういう人の方が余計な先入観抜きで武田鉄矢の水戸黄門を楽しめるだろう。
 
酒の店が「まがい物を作っている」と言いがかりをつけられているのを見かけた老公一行は印籠を紛失したので無茶な立ち回りはせず、酒を飲みたいと言って、場をおさめた。さきの副将軍でなく、ちりめん問屋の隠居ならそうするだろう。ある意味でこれが本当の忍び旅。
 
「庶民が反権力のため、親孝行のため、生活のためにするのであれば、窃盗も嘘つきも、やり放題」というような、法も道徳も軽視した価値観で、このシリーズは貫かれている。
 
 
印籠など所詮は薬入れ。これは重要。また、水戸老公がやっているのは地方政治の中間層の不正を現地の藩主に報告することで、老公は悪人に「沙汰を待て」と言う。つまり時代劇の水戸黄門の仕事は報告である。
 
扮する詩乃は第6話に登場し、入浴シーンは第9話、つまり最終話(第10話)の前の回。 のスタッフは印籠シーンを毎回入れるが、女優の入浴シーンを入れるのは終盤に申しわけ程度という感じ。スタッフのプライドが見えて、なかなかよろしい。
今回、第8話で老公と助格が入浴していたように、入浴シーンはストーリーの上で必要な場合だけ、あればいい。女優の入浴シーンが毎度の定番になるともはやドラマではない。なお、由美かおるも「水戸黄門」で必ずしも毎回入浴していたわけではない。
 
説教が長くなるのではないかという予想があったが、東野英治郎の時から水戸黄門は説教をするキャラクターだった。印籠シーンのときの老公の台詞をよく聞こう。悪事を働いた奉行や代官に対し、光圀は「藩主〇〇公に報告するので沙汰を待て」と言っていることが多い。つまり水戸の隠居が他の藩の内政に干渉するのは越権行為であり、各地の代官、奉行などの悪事を裁くのは、地元の藩主や家老などの役割だったはず。時代劇の水戸黄門はあくまで藩政の不正を藩の上層部に報告していただけである。「沙汰を待て」というようなセリフはそれを示している
印籠が盗まれる話は過去の「水戸黄門」にもあった。
https://twitter.com/Don_moja/status/933657806837760000
 
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2017年11月
 
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